求人票に「資格手当あり」と書かれていると、持っている資格で給与が上がりそうに感じますよね。ただ、いくらもらえるのか、どの資格が対象なのか分かりにくいものです。
求人の資格手当は、会社が決めた資格を持っている人に、毎月の給与に上乗せして支払われる手当です。金額や対象となる資格は会社によって大きく違います。そこで、資格手当の仕組みと確認したい点を紹介します。
資格手当とは
資格手当は、業務に役立つ資格を持つ社員に支払われる手当です。例えば、建設業では施工管理技士、不動産業では宅地建物取引士などが対象になることが多いです。
資格手当の主な支払い方
| 支払い方 | 内容 |
|---|---|
| 毎月の手当 | 資格を持っている間、毎月支給される |
| 一時金 | 資格を取ったときに一度だけ支給される |
| 両方 | 合格時の一時金と、毎月の手当を組み合わせる |
特に、毎月の手当と一時金では、年間で受け取る金額が大きく変わります。そのため、どちらの形かを確認しましょう。
資格手当の金額の目安
資格手当の金額は、資格の難しさや業務での重要度によって決まります。一般的には、月数千円から数万円ほどの幅があります。
ただし、同じ資格でも会社によって金額は違います。つまり、求人票に金額が書かれていない場合は、必ず確認が必要です。
資格手当の求人で確認したいこと
対象となる資格
まず、どの資格が手当の対象になるのかを確認します。持っている資格が対象外のこともあるため、資格名を具体的に聞きましょう。
業務で使うことが条件か
次に、資格を業務で使っていることが条件になっていないかを確認します。例えば、資格を持っていても、その業務に就いていないと支給されない会社もあります。
複数の資格を持っている場合
さらに、複数の資格を持っている場合に、すべての手当が合算されるかも確認しましょう。上限を決めている会社もあります。
給与の書き方
求人票の月給に資格手当が含まれているかも大切です。会社が示すべき賃金の項目は、厚生労働省の労働条件明示ルールの案内で確認できます。
資格手当と基本給の違い
資格手当は、基本給とは別の手当です。そのため、賞与や退職金の計算に含まれないことが多いです。
例えば、月給が同じでも、基本給が高い会社と手当が多い会社では、賞与の額が変わることがあります。月給の内訳の見方は、求人票の年収表記で見落としやすいポイントで解説しています。
面接で資格手当について聞く方法
資格手当の詳しい内容は、面接の終盤か内定後の面談で聞くのが無難です。
聞き方の例
「〇〇の資格は、資格手当の対象になりますか。」
「手当の金額と、支給の条件を教えていただけますか。」
このように資格名を出して聞くと、具体的な答えをもらいやすくなります。
入社後に資格を取る場合
入社後に資格を取ると、手当が増える会社もあります。また、受験費用や講座の費用を補助する会社もあるため、あわせて確認しましょう。
福利厚生全体の見方は、求人の福利厚生の見方も参考になります。
資格手当でよくある質問
残業代の計算に含まれますか
資格手当は、残業代の計算の基礎に含まれることが多いとされています。とはいえ、扱いは手当の性質によって変わるため、会社に確認しましょう。
資格を失ったら手当はなくなりますか
更新が必要な資格の場合、更新しないと手当がなくなることがあります。そのため、資格の有効期限も管理しておきましょう。
資格手当を比べるときのポイント
複数の求人を比べるときは、資格手当の金額だけでなく、年間でいくらになるかを計算してみましょう。例えば、月5,000円の手当なら、年間で6万円になります。
また、資格手当がない代わりに、基本給が高い会社もあります。そのため、手当だけでなく、月給全体の内訳で比べることが大切です。
さらに、入社後に取りたい資格がある場合は、その資格も対象になるかを確認しておきましょう。つまり、今持っている資格だけでなく、将来の資格も考えて選ぶと、給与の伸びを予想しやすくなります。
資格手当の申請を忘れない
資格手当は、自分で申請しないと支給されない会社もあります。そのため、入社したら合格証のコピーなど、必要な書類を早めに提出しましょう。
なお、入社後に新しく資格を取った場合も、申請の手続きが必要です。手続きの方法は、入社時に人事に確認しておくと安心です。
資格手当は、自分の努力が給与に反映される分かりやすい仕組みです。持っている資格を生かせる会社を選ぶ参考にしてください。分からない点は、面接や内定後の面談で確認しておきましょう。
資格手当の情報は、求人票の手当の欄か、福利厚生の欄に書かれていることが多いです。見つからない場合は、面接の終盤に一言確認しておきましょう。
まとめ|求人の資格手当は対象資格と支給条件を確認する
- 資格手当は、会社が決めた資格を持つ人に支払われる手当
- 金額と対象の資格は、会社によって大きく違う
- 業務で使うことが条件かを確認する
- 基本給とは別で、賞与に反映されないことが多い

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