採用・人事経験25年の視点から、転職と退職を解説
転職と退職で迷ったときに、
最初に読む実務ガイド
今の仕事を続けるか、次の職場を探すか。
そこで、転職と退職の判断材料を元人事の視点で整理しました。さらに、無料診断・採用基準・公的データから、次の行動を考えられます。
転職と退職の判断チェック|今の自分に必要な準備を知る
転職と退職は、年齢だけで決められるものではありません。まず経験やスキル、悩みを整理しましょう。そこで、元人事の視点をもとに、次の行動の候補を提案します。
あなたの検討ポイント
※入力値を保存せず、ブラウザー内だけで結果を作ります。ただし、最終判断は個別の事情に応じて行ってください。
転職と退職の悩みから選ぶ
まずは、今いちばん気になっているテーマを選んでください。
退職・退職代行
辞める意思の伝え方から、引き止めへの対応、代行サービスの比較まで。
辞め方と退職代行の記事を見る →第二新卒・入社1年以内
入社直後の不安、短期離職、次の転職。
入社1年以内の転職を見る →年収・給与交渉
希望年収の伝え方、内定後の給与交渉。
給与交渉の記事を見る →ITエンジニア転職
SES、市場価値、次のキャリア選び。
ITエンジニアの記事を見る →仕事がつらい
会社へ行きたくない、辞めるか迷う。
判断方法を見る →コンサル転職
業界の選び方、選考対策、年収アップ。
コンサル転職を見る →ほかの悩みから探す: 人間関係、面接、履歴書などは、 記事一覧から探せます →
SES・ITの転職と退職を整理する
まずは現在の職場の悩みを整理しましょう。そのうえで、選考準備や次のキャリアを考えられます。
SES転職を3段階で確認
そこで、今の段階に合う記事から確認してください。
案件・待機を確認
配属・求人条件を整理。
書類・面接を準備
経験の伝え方を準備。
次のキャリアを比較
自社開発・SIer・社内SEへ。
次に、経験年数・担当工程・技術を整理し、次のキャリアを考えましょう。
ITエンジニアの市場価値と次のキャリアを見る転職先としてコンサルを考える方へ
一方、コンサル転職を考える方は、年齢や応募先に合う選考対策を探せます。
コンサル転職
転職の難易度から、企業選び・年収まで。
コンサル転職完全ガイドを見る転職と退職を考えるための「人事の5つの確認軸」
転職と退職の悩みは、人によって異なります。しかし、採用する側が情報を整理する視点には共通する部分があります。そこで、このサイトでは次の5つに分けて考えます。なお、これは運営者による実務的な整理であり、すべての企業の共通基準ではありません。
仕事の再現性
次の職場でも、何ができそうか?
まず、職種名だけでなく、実際の業務・使った道具・判断した内容を書き出します。たとえば「営業」より「法人顧客の問い合わせを整理し提案した経験」の方が伝わります。
役割と成果
本人が担当した範囲はどこか?
まず、担当業務をチーム全体の仕事と分けて整理しましょう。そのうえで、自分が工夫したことを説明します。チームの成果をそのまま個人の実績にしないことも重要です。
転職・退職の理由
困りごとと、次に求める環境は何か?
退職理由は無理に美化する必要はありません。一方で、不満だけで終わると判断材料が不足します。そのため、次の職場に求める条件も整理します。
条件の一致
求人票と本人の希望に食い違いはないか?
また、給与だけでなく、勤務地、雇用形態、仕事内容、残業、研修も確認します。さらに、面接で聞いた内容と労働条件通知書が一致するか照合します。
入社後の継続可能性
無理なく働き続ける条件があるか?
短期離職が一律に不利になるわけではありません。ただし、同じ行き違いを繰り返さないためには、原因と改善策を具体的に考える必要があります。
例:短期離職を説明するときの考え方
伝わりにくい説明:「仕事が合わなかったので辞めました」
整理した説明:「入社後に担当業務が当初の説明と異なることが分かりました。そのため、直ぐに上司に確認しましたが、業務変更の見通しがなかったため、次は仕事内容を具体的に確認して応募しています」
なお、これは説明の組み立て方を示す架空の例です。実際に経験していない行動を付け加えてはいけません。そのため、まずは事実を整理し、同じ行き違いを防ぐ確認方法まで示すことが大切です。
転職と退職の判断に迷ったときは、最初から「辞める・辞めない」の二択に絞らないでください。そこで、働き方と希望条件を整理します。そのうえで応募準備や退職手続きへ進むと、選択肢を比較しやすくなります。
転職市場の現在地|2026年8月の求人動向と業界差
転職と退職を考える際には、全国平均だけでなく、業界と地域の違いも欠かせません。そこで、厚生労働省が2026年10月2日に発表した2026年8月のデータを整理しました。さらに、2024年・2025年の年平均も別枠で確認します。
業界別の新規求人数は、こんなに違う
まず、2026年8月の新規求人数について、前年同月からの増減率を比較します。増えた業界と減った業界の違いが見えてきます。
※新規求人数の前年同月比(原数値)。棒グラフの中央は0%、左右とも最大12%の共通目盛です。業界全体の採用しやすさや個人の内定確率を表す数字ではありません。
求人倍率は地域でも異なる
一方で、仕事を探す地域によっても求人の状況は変わります。2026年8月の就業地別・有効求人倍率の最高と最低を比べてみましょう。
※有効求人倍率(就業地別・季節調整値)。全国平均は1.18倍。地域の雇用状況を示す指標で、職種や応募条件ごとの競争率とは異なります。
2024・2025年の年平均も確認
また、少し長い期間で見ると、転職者数はほぼ横ばいです。ただし、転職等希望者数は増えているため、数字の意味を分けて読む必要があります。
※2026年8月の単月データと、2024〜2025年の年平均は集計期間が異なります。そのため、同じ年次の推移グラフとしてはつなげていません。また、転職者数と転職等希望者数は定義が異なり、両者の比率を「転職成功率」とは解釈できません。
元人事の視点:数字を転職判断にどう生かす?
まず、全国平均だけで「今は転職しやすい」と決めるのは避けたいところです。 例えば、求人が増えた業界でも、希望職種・経験年数・勤務地によって応募できる求人は異なります。
一方、求人が減った業界でも、募集を続ける企業はあります。 そのため、業界全体の数字だけで応募を諦める必要はありません。求人票に記された担当業務や経験要件を、実際の自分のスキルと照らし合わせましょう。
さらに、退職日を先に決める場合は、選考期間と生活費も確認してください。転職と退職の判断では、こうした個別条件と市場データを併せて見ることが大切です。
公的データ出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」(2026年10月2日公表:業界別新規求人数、地域別・全国の有効求人倍率)。 総務省統計局「労働力調査(詳細集計)2025年平均」(転職者数・転職等希望者数)。 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年分)」(2024・2025年の年平均有効求人倍率)。
データ更新:2026年10月14日/2026年の数値は8月分までの公表値
転職と退職を解説する運営者
大手メーカー人事を15年、外資系HRを10年経験しました。 また、採用、評価、労務、退職対応にも携わっています。
そのため、応募者と企業の両方の視点から解説します。
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公的な情報は、 厚生労働省「転職者実態調査」 をご覧ください。