SESからSIerへ転職したいものの、自分の客先常駐経験が評価されるのか不安ではありませんか。
「運用保守からSIerへ転職できるのか」
「SIerなら上流工程へ進めるのか知りたい」
「面接でSESを辞めたい理由をどう説明すればよいのか」
このように考えるITエンジニアは、まず現在の担当工程を整理する必要があります。
なぜなら、「SES」「SIer」という会社の分類だけでは、実際の仕事内容を判断できないからです。
たとえば、SIerでも顧客先へ入るプロジェクトがあります。
一方、SESでも設計や顧客調整を担当しているエンジニアはいます。
そこでこの記事では元人事の視点から、SESからSIerへ転職するときに活かせる経験を解説します。
さらに、求人の見分け方、職務経歴書、志望動機、面接回答まで順番に紹介します。
SES経験は、SIerへの転職でも活かせる部分があります。
まず、開発経験がある人は担当工程と技術を整理します。
次に、運用保守なら障害対応や改善経験を具体化してください。
また、インフラ経験者は設計、構築、運用の範囲を分けます。
さらに、顧客との仕様確認やチーム連携も評価材料になります。
ただし、SIerという会社分類だけで応募先を決めないことが重要です。
つまり、入社後に担当する工程と自分の希望を一致させることから始めます。
- SESからSIerへ転職する前に違いを整理する
- SESとSIerの違いを転職目線で比較する
- SESからSIerへ転職するとき活かせる5つの経験
- 運用保守からSIerへ転職するときの考え方
- 開発SESからSIerへ転職するときの強み
- SESからSIerへ転職する求人で確認したい8項目
- SESからSIerへ転職する志望動機の作り方
- 「客先常駐を辞めたい」を転職理由でどう伝える?
- SESからSIerへの面接で準備したい質問
- SESからSIerへ転職するとき避けたい3つの思い込み
- SESからSIerへ転職する5ステップ
- SIerだけに絞る前に他のIT求人も比較する
- SESからSIerへ転職する前のチェックリスト
- SESからSIerへ転職する人のよくある質問
- まとめ|SESからSIerへ転職するなら担当工程から選ぶ
- SES・ITエンジニアの関連記事
SESからSIerへ転職する前に違いを整理する
SESからSIerへ転職するときは、最初に言葉の違いを整理しておきましょう。
ただし、両者を完全な対立関係として考える必要はありません。
SESはエンジニアの技術支援で使われる言葉
SESでは、エンジニアが顧客側のプロジェクトへ参加する働き方があります。
そのため、案件ごとに勤務地や開発環境が変わる場合があります。
また、担当工程も契約やプロジェクトによって異なります。
SIerはシステム開発や導入を支援する企業
一方、SIerは企業や官公庁などのシステム開発を支援する企業として使われる言葉です。
要件整理から設計、開発、テスト、導入、運用まで関わる会社があります。
ただし、すべてのSIerがすべての工程を自社で担当するわけではありません。
そのため、応募企業がどの工程を担当しているのか確認する必要があります。
SESとSIerは完全に別の働き方ではない
さらに、SIerがSES型の技術支援を行うケースもあります。
また、SIerへ入社しても顧客先で仕事をする可能性があります。
つまり、「SIerへ転職すれば客先常駐がなくなる」とは限りません。
「SIer=自社勤務」「SES=客先勤務」とだけ考えないようにしてください。
転職では、企業名より配属先と担当工程を見ることが重要です。
また、顧客先勤務を避けたい場合は勤務形態まで確認しましょう。
SESとSIerの違いを転職目線で比較する
次に、転職活動で確認しやすい項目へ分けます。
| 比較 | SESで見られる形 | SIerで確認したい点 |
|---|---|---|
| 担当する仕事 | 顧客プロジェクトの一部を担当する場合がある | 会社が受け持つ開発範囲と自分の担当工程 |
| 勤務場所 | 顧客先・自社・リモートなど | 自社内・顧客先・リモートの割合 |
| 担当工程 | 案件ごとに変わる場合がある | 入社直後に担当する工程 |
| 顧客との関係 | 商流や役割によって異なる | 顧客と直接調整する機会 |
| チーム体制 | 一人参画から複数名まである | 自社社員の人数と役割 |
| キャリア | 案件変更で経験が変わる場合がある | 設計・PL・PMなどへの進み方 |
したがって、SESからSIerへ転職するときは「SIerだから応募する」という選び方を避けます。
まず、次の会社で担当したい仕事を決めてください。
SESからSIerへ転職するとき活かせる5つの経験
SES経験者は、自分の経歴を低く見積もることがあります。
しかし、案件の中で経験した仕事を分けると評価材料が見えてきます。
1.開発・テストの実務経験
まず、開発経験がある人は使用技術だけで終わらせません。
どのシステムで、どの工程を担当したのか整理します。
- 基本設計
- 詳細設計
- 実装
- 単体テスト
- 結合テスト
- 不具合修正
- コードレビュー
たとえば、「Java経験3年」だけでは仕事内容が伝わりません。
JavaとSpring Bootを使用した業務システムの追加開発を担当。
詳細設計、実装、単体テスト、結合テストまで経験。
また、既存機能の不具合調査と改修にも対応。
2.運用保守・障害対応の経験
一方、運用保守経験もSIer求人と接点を作れる場合があります。
まず、監視だけなのか、原因調査まで担当したのかを分けます。
次に、障害後の報告や再発防止まで行ったか確認してください。
- ログ確認
- 障害の一次切り分け
- 原因調査
- エスカレーション
- 手順書の改訂
- 定例報告
- 再発防止の提案
そのため、「運用保守しかしていない」とまとめないことが重要です。
3.インフラ・クラウドの経験
また、インフラ経験者は使用した環境と担当範囲を整理します。
たとえば、Linux、Windows Server、AWS、Azureなどです。
ただし、技術名だけを書いても実務は分かりません。
そこで、設計、構築、設定変更、監視、障害対応を分けます。
「AWS経験あり」ではなく、「EC2とCloudWatchを使った監視運用を担当」など、実際の操作範囲まで説明してください。
設計や構築をしていない場合は、経験したように書かないことも重要です。
4.顧客とのコミュニケーション経験
SESでは、顧客担当者と直接やり取りする人もいます。
たとえば、仕様確認、定例会、進捗報告、障害報告などです。
こうした経験は、顧客との調整が発生するSIerでも材料になります。
一方、直接顧客対応をしていない場合は無理に「顧客折衝」と書く必要はありません。
まず、自分が実際に行った報告や確認を整理してください。
5.チームで仕事を進めた経験
さらに、SIerでは複数人でプロジェクトを進める求人があります。
そこで、チーム内での役割も確認してください。
- 朝会や定例会での進捗共有
- 課題管理
- コードレビュー
- 後輩への作業説明
- 他チームとの連携
- 障害発生時の情報共有
技術経験だけでなく、周囲と仕事を進めた経験も具体化します。
運用保守からSIerへ転職するときの考え方
運用保守からSIerへ転職したい人は、開発経験が少ないことを気にしやすいでしょう。
しかし、まず応募する求人の仕事内容を確認することが重要です。
運用経験と接点がある求人から確認する
たとえば、システム運用やインフラ保守を含むSIer求人があります。
この場合、障害対応やログ調査などが経験材料になります。
また、顧客への報告や手順改善も整理してください。
設計・構築へ進みたい場合は現在地を伝える
一方、今後は設計や構築へ進みたい人もいるでしょう。
その場合、経験していない工程を職務経歴書へ追加してはいけません。
まず、現在経験している業務を書きます。
そのうえで、次に担当したい工程を志望動機で説明します。
現在の業務では成長できないので、SIerで上流工程をやりたいです。
障害対応を含む実務を経験したため、今後は安定運用を考慮した設計や構築まで担当範囲を広げたいと考えています。
職務経歴書で客先常駐や保守経験を整理したい方はこちらです。
開発SESからSIerへ転職するときの強み
開発経験者は、担当工程を細かく分けることが重要です。
また、使用技術だけでなく、仕様確認やレビュー経験も確認します。
プロジェクト全体と自分の担当を分ける
たとえば、案件全体では要件定義からリリースまで行っていたとします。
しかし、自分の担当が実装とテストだけなら、その範囲を正確に伝えます。
採用側はプロジェクト概要より本人の経験を確認したいからです。
設計経験は成果物まで説明する
詳細設計を経験している場合は、何を作成したのか整理します。
たとえば、画面設計、処理フロー、SQL設計などがあります。
さらに、レビューで受けた指摘へどう対応したかも材料になります。
顧客との仕様確認経験も振り返る
また、開発SESでも顧客と仕様を確認する機会があります。
直接打ち合わせをしていなくても、質問事項をリーダーへ整理した経験があるかもしれません。
そこで、実際に担当した範囲を具体化してください。
開発案件の職務経歴書を詳しく整理する場合はこちらです。
SESからSIerへ転職する求人で確認したい8項目
SIerという企業区分だけで応募すると、入社後に仕事内容の違いを感じる可能性があります。
そこで、求人票と面接で次の項目を確認します。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 担当工程 | 要件定義・設計・開発・テスト・運用のどこを担当するか |
| 入社直後の仕事 | 中途入社後に最初に担当する業務 |
| 商流 | 顧客との契約関係やプロジェクト内での立場 |
| 勤務場所 | 自社内・客先・リモートの割合 |
| チーム体制 | 自社社員の人数と役割分担 |
| 使用技術 | 求人票に書かれた技術を実務でどの程度使うか |
| キャリア | 設計、PL、PMなどへ担当を広げる流れ |
| 評価制度 | 技術、役割、成果をどのように評価するか |
特に「上流工程あり」の中身を確認する
SIer求人では、「上流工程から参画」と書かれている場合があります。
ただし、自分が入社直後から担当できるとは限りません。
そこで、中途入社者が最初に担当する工程を確認してください。
客先常駐を離れたい場合は勤務地も確認する
また、SIerでも顧客先で業務をするケースがあります。
そのため、自社勤務を希望する人は勤務場所を曖昧にしないことが重要です。
さらに、プロジェクトによって勤務地が変わるかも確認します。
案件内容を確認する視点はこちらにもまとめています。
SESからSIerへ転職する志望動機の作り方
志望動機では、「SESを辞めたいからSIer」という説明だけにしないことが重要です。
本音として案件や常駐への不満があっても構いません。
ただし、次に実現したい仕事まで説明します。
志望動機は4段階で作る
-
現在の経験
開発、運用、インフラ、顧客対応などを整理します。 -
今後広げたい工程
設計、構築、要件確認など次の役割を決めます。 -
応募企業との接点
求人に書かれた案件や担当工程と自分の希望を結び付けます。 -
入社後の貢献
現在の経験をどのように活かせるか説明します。
開発SESからSIerを目指す志望動機例
現職ではSESエンジニアとして、Javaを使った業務システム開発を担当しています。
主に詳細設計、実装、単体テスト、結合テストまで経験してきました。
その中で、実装だけでなく顧客の要望を踏まえた設計にも担当範囲を広げたいと考えるようになりました。
御社では設計から開発まで自社チームで担当する案件があるため、現在の開発経験を活かしながら設計力を高めたいと考え志望しました。
運用保守からSIerを目指す志望動機例
現職ではサーバー運用と障害対応を中心に担当しています。
ログ調査、障害一次切り分け、設定変更、手順書改訂を経験してきました。
その中で、障害へ対応するだけでなく、安定運用を考慮した設計や構築にも関わりたいと考えるようになりました。
御社では運用経験を活かしながらインフラ構築へ担当範囲を広げられるため、現在の経験を土台に技術領域を広げたいと考えています。
「客先常駐を辞めたい」を転職理由でどう伝える?
SESからSIerへ転職する人の中には、客先常駐への不満がある人もいるでしょう。
ただし、不満だけを伝えると次のキャリアが見えません。
不満を次に経験したい仕事へ変える
案件を選べず、客先常駐にも疲れたのでSIerへ転職したいです。
複数案件で開発を経験したため、今後は設計から開発まで一つのプロジェクトへ継続して関わり、担当工程を広げたいと考えています。
SESで得た経験まで否定しない
また、「SESでは何も学べなかった」と話す必要はありません。
複数の現場で異なる環境へ対応した経験があります。
さらに、顧客や他社メンバーとの連携を経験した人もいるでしょう。
そこで、これまでの経験を認めたうえで次の目標を説明します。
退職理由と転職理由を整理したい方はこちらも確認してください。
SESからSIerへの面接で準備したい質問
SIerの面接では、技術名だけでなく実際の担当内容を確認される可能性があります。
そこで、案件ごとの具体例を準備してください。
「担当工程を教えてください」
まず、プロジェクト全体と自分の担当工程を分けます。
たとえば、案件全体が要件定義から始まっていても、自分が実装からならそのように答えます。
プロジェクト全体では基本設計からリリースまで行っていました。
私は詳細設計から参加し、実装、単体テスト、結合テストを担当しました。
また、リリース後の不具合調査にも対応しています。
「顧客とどのように関わりましたか?」
直接やり取りした経験があれば内容を具体化します。
たとえば、仕様確認、進捗報告、障害報告などです。
一方、リーダー経由で確認していた場合は、その流れを正確に説明します。
「なぜSIerなのですか?」
この質問では、会社分類より仕事内容から答えます。
たとえば、顧客の要望を聞きながら設計へ進みたい人もいるでしょう。
また、大規模なシステム開発へ継続して関わりたい人もいます。
そのため、応募企業の案件と自分の目標を結び付けます。
SESからSIerへ転職するとき避けたい3つの思い込み
1.SIerなら必ず上流工程を担当できる
会社や部署、案件によって担当工程は異なります。
入社直後は開発やテストを担当する場合もあります。
したがって、「上流工程あり」だけで求人を判断しないでください。
2.SIerなら客先常駐がなくなる
SIerでも顧客先で仕事をするプロジェクトがあります。
また、導入や保守のため顧客先へ行く場合もあります。
客先勤務を避けたい人は、勤務形態を事前に確認しましょう。
3.大手SIerなら自分に合う
企業規模だけで転職先を決める必要はありません。
重要なのは、担当工程とキャリアの方向性です。
また、同じ企業でも部署によって仕事内容が変わる場合があります。
そこで、会社単位ではなく求人と配属先まで確認してください。
SESからSIerへ転職する5ステップ
転職活動は、いきなり求人へ応募するより順番を決めると整理しやすくなります。
-
SES経験を案件単位で棚卸しする
期間、工程、技術、役割、改善経験を整理します。 -
次に経験したい工程を決める
設計、構築、顧客調整などから優先順位を決めます。 -
SIer求人の中身を確認する
担当工程、商流、チーム体制、勤務地まで確認します。 -
職務経歴書と志望動機を作る
現在の経験と応募先の仕事を結び付けます。 -
複数求人を仕事内容で比較する
企業名だけでなく配属後の役割とキャリアを比較します。
キャリアの方向性を整理したい場合は、厚生労働省のマイジョブ・カードも参考にできます。
SIerだけに絞る前に他のIT求人も比較する
客先常駐を離れたい場合でも、転職先をSIerだけに限定する必要はありません。
仕事内容によっては社内SEや自社開発が希望に合う場合もあります。
「どこへ転職するか」より「何をしたいか」で比較する
たとえば、利用部門と長く関わりたいなら社内SEも候補です。
一方、自社サービスを継続して開発したい人は自社開発が合う場合があります。
また、顧客のシステム開発へ設計から関わりたいならSIerも選択肢になります。
そこで、会社分類より実際の仕事内容を比較してください。
現在のSES経験から、SIerだけでなく自社開発や社内SEも含めて次のキャリアを比較したい場合は、ITエンジニア向けの転職支援を利用する方法もあります。
※求人紹介、選考通過、年収アップを保証するものではありません。支援内容は経験や希望条件によって異なります。
IT・Web求人を幅広く比較する方法もある
また、SIerだけでなくIT・Web系の求人を広く比較したい人もいるでしょう。
その場合は、避けたい条件と希望する工程を最初に整理します。
たとえば、客先常駐の有無、担当工程、使用技術などです。
※紹介可能な求人や支援内容は、経験、希望職種、勤務地、採用状況などによって異なります。
SESからSIerへ転職する前のチェックリスト
応募する前に、次の項目を確認してください。
- SESからSIerへ転職したい理由を説明できる
- 客先常駐を離れることだけが目的になっていない
- 案件ごとの担当工程を整理した
- 使用技術と実際の担当業務を分けた
- 開発・運用・インフラ経験を具体化した
- 顧客との関わりを整理した
- チーム内での役割を確認した
- 次に経験したい工程を決めた
- 応募先の商流を確認した
- 客先勤務の有無を確認した
- 入社直後の担当工程を確認した
- 将来的に担当できる仕事も確認した
元人事の視点
SESからSIerへ転職するときは、SES経験を否定する必要はありません。
重要なのは、案件の中で何を担当してきたかを具体的に説明することです。
また、「SIerへ行きたい」ではなく「SIerで何を担当したいか」まで決めてください。
SESからSIerへ転職する人のよくある質問
Q1.SESからSIerへ転職するのは難しいですか?
難易度は現在の経験と応募求人によって異なります。まず、開発、運用、インフラなどの担当業務を整理してください。そのうえで、自分の経験と接点がある求人から確認すると比較しやすくなります。
Q2.運用保守しか経験がなくてもSIerへ転職できますか?
運用や保守を含む求人であれば、経験との接点を作れる場合があります。障害対応、ログ調査、設定変更、手順改善などを整理してください。また、設計や構築へ進みたい場合は、現在の経験と今後の希望を分けて説明します。
Q3.SIerへ転職すれば上流工程を担当できますか?
必ず担当できるとは限りません。企業、部署、案件、本人の経験によって異なります。そのため、「上流工程あり」という表現だけで判断せず、中途入社後に最初に担当する工程を確認してください。
Q4.SIerでも客先常駐はありますか?
企業やプロジェクトによっては顧客先で勤務する場合があります。また、システム導入や保守のため顧客先へ行くことも考えられます。客先勤務を避けたい場合は、求人票と面接の両方で確認してください。
Q5.SES経験は職務経歴書でどのように書けばよいですか?
所属形態だけでなく、案件内での実務を具体的に書きます。期間、担当工程、使用技術、役割、成果を整理してください。また、プロジェクト全体の工程と自分の担当範囲を分けることも重要です。
Q6.SESからSIerへの志望動機で「客先常駐を辞めたい」と言ってもいいですか?
転職のきっかけとして触れることはできます。ただし、それだけで終わらせず、設計へ進みたい、顧客との調整へ関わりたいなど、次の職場で実現したい仕事まで説明してください。
Q7.SESからSIerと社内SEのどちらを選ぶべきですか?
今後担当したい仕事で比較してください。顧客のシステム開発へ設計から関わりたい場合はSIerが候補になります。一方、自社のIT環境や利用部門へ継続して関わりたい場合は社内SEも選択肢です。
まとめ|SESからSIerへ転職するなら担当工程から選ぶ
SESからSIerへ転職するときは、SESを離れることだけを目的にしないことが重要です。
まず、これまでの案件経験を整理します。
次に、SIerで担当したい工程を決めます。
さらに、求人ごとの仕事内容と照らし合わせてください。
- SESとSIerを単純な対立関係で考えない
- 開発経験は担当工程まで整理する
- 運用保守は障害対応や改善まで具体化する
- インフラ経験は設計・構築・運用を分ける
- 顧客対応やチーム経験も材料にする
- SIerという企業分類だけで判断しない
- 入社直後の担当工程を確認する
- 商流と客先勤務の有無を確認する
- 志望動機は次に実現したい仕事へつなげる
- 社内SEや自社開発も含めて仕事内容を比較する
つまり、「SESを辞めてSIerへ行く」ことがゴールではありません。
そのうえで、次の職場でどの工程を積み上げるのかを基準に転職先を選びましょう。
SES・ITエンジニアの関連記事
※「SIer」は企業や部署によって担当する工程、商流、勤務場所、プロジェクト体制が異なります。本記事の仕事内容や例文は一般的な整理例です。応募時は、実際の求人票、配属予定部署、担当工程、勤務条件をご確認ください。また、経験していない技術や工程を職務経歴書・面接回答へ追加しないようにしてください。


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