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履歴書の賞罰欄の書き方|「なし」でいい場合と書くべきこと

履歴書を書いていると、「賞罰」という欄があって何を書けばよいか迷いませんか。特に書くことがない場合、空欄でよいのか気になる人も多いでしょう。

履歴書の賞罰欄には、全国規模の表彰や、刑事罰の有罪判決などを書くのが一般的です。何もない場合は「賞罰なし」と書けば問題ありません。そこで、賞と罰それぞれに書く範囲と、記載の例を紹介します。

履歴書の賞罰欄とは

賞罰欄は、学歴・職歴欄の最後や、別の欄として設けられていることが多い項目です。最近は、賞罰欄のない履歴書も増えています。

そのため、賞罰欄がない履歴書を使う場合は、無理に書き加える必要はありません。とはいえ、欄がある場合は空欄にせず、何か書いておくのが基本です。

「賞」に書くもの

賞として書くのは、一般的に次のようなものです。

  • 国や自治体からの表彰
  • 全国規模の大会やコンクールでの入賞
  • 社会的に評価の高い賞の受賞

社内表彰は、賞罰欄ではなく職務経歴書や自己PRで伝えるのが一般的です。例えば、営業成績の社内表彰は、職務経歴書の実績として書くと伝わりやすくなります。

賞の書き方の例

賞の記載例

賞罰

2021年10月 〇〇県知事賞 受賞(〇〇コンクール)

以上

このように、年月と賞の名前、内容を簡潔に書きます。

「罰」に書くもの

罰として書くのは、一般的に刑事罰の有罪判決を受けた場合です。つまり、懲役や罰金などの刑罰が当たります。

一方で、次のようなものは、一般的に書かなくてよいとされています。

内容賞罰欄への記載
刑事罰の有罪判決記載するのが一般的
交通違反の反則金一般的に記載しない
刑の言い渡しの効力がなくなったもの一般的に記載しない
前職での懲戒処分賞罰欄には記載しないことが多い

ただし、扱いに迷う場合は、自分だけで判断しないことが大切です。書くべき内容を書かずに提出すると、後で経歴の詐称と見なされるおそれがあります。

賞罰がない場合の書き方

何もない場合は、「賞罰なし」と書きます。

記載例(賞罰なし)

賞罰

      なし

以上

学歴・職歴欄の続きに書く場合は、職歴の最後に「以上」を書く前に、賞罰の行を入れるのが一般的です。履歴書全体の書き方は、履歴書の書き方の基本で確認できます。

賞罰欄で迷いやすいポイント

資格は賞罰欄に書く?

資格は、賞罰欄ではなく免許・資格欄に書きます。たとえ難しい資格でも、賞としては扱いません。

学生時代の表彰は書いていい?

全国規模の大会での入賞などは、書いても構いません。とはいえ、仕事との関係が薄い場合は、面接で話す材料として取っておく方法もあります。

賞罰欄のない履歴書を使ってもいい?

問題ありません。むしろ、最近は賞罰欄のない様式も一般的です。なお、応募書類で求められる内容の考え方は、厚生労働省の公正採用選考特設サイトでも公開されています。

学歴欄とあわせて見直す

賞罰欄は、学歴・職歴欄の続きにあることが多いため、あわせて見直しましょう。学歴をどこから書くかは、履歴書の学歴はどこから書くかで解説しています。

具体的には、次の点を確認します。

  • 年月の書き方が、和暦か西暦でそろっているか
  • 最後に「以上」が書かれているか
  • 空欄のまま残っている欄がないか

賞罰欄でよくある迷い

部活動の大会での入賞は書ける?

全国大会での入賞であれば、書いても構いません。ただし、地区大会などは、面接で話す材料にするほうが自然です。

受賞から何年もたっている場合は?

時期が古くても、応募先の仕事に関係があれば書いて問題ありません。とはいえ、仕事に関係が薄い場合は、無理に書く必要はありません。

前職での懲戒処分はどうする?

懲戒処分は、一般的に賞罰欄の「罰」には当たらないとされています。そのため、賞罰欄に書く必要はないことが多いでしょう。

ただし、面接で退職の理由を聞かれた場合は、事実と違うことを話さないようにしましょう。つまり、嘘をつかないことが大切です。

賞罰欄を書いたあとに確認すること

最後に、書いた内容を見直しましょう。具体的には、年月と賞の正式な名前が正しいかを確認します。

また、受賞を証明できる資料があれば、手元に保管しておくと安心です。なぜなら、面接で詳しく聞かれたときに説明しやすくなるからです。

賞罰欄は、多くの人にとって「なし」と書くことになる欄です。だからこそ、迷ったときに正しい書き方を知っておくと安心できます。賞がある人は、その経験を職務経歴書や面接でも生かせないか考えてみましょう。仕事に関わる賞であれば、自己PRの具体的な根拠として使えます。書類全体で一貫した内容になるよう、最後に見直しておいてください。

書き終えた履歴書は、提出の前日にもう一度読み返しましょう。誤字や日付の誤りに気づけることがあります。

まとめ|履歴書の賞罰は範囲を知って正しく書く

  • 賞には、全国規模の表彰や公的な賞を書く
  • 社内表彰は、職務経歴書や自己PRで伝える
  • 罰には、一般的に刑事罰の有罪判決を書く
  • 何もない場合は「賞罰なし」と書く