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出向の職歴は履歴書にどう書く?出向元・出向先の書き方と例

出向の職歴を履歴書にどう書けばよいか迷う人は多いでしょう。出向元と出向先のどちらを書くのか、分かりにくいところです。

履歴書の出向の職歴は、出向元の会社に在籍したまま、出向先で働いたことが分かるように書くのが基本です。そこで、在籍出向と転籍の違いと、それぞれの記載例を紹介します。

履歴書に出向の職歴を書くときの基本

出向には、大きく分けて2つの種類があります。

種類雇用の関係履歴書での書き方
在籍出向出向元との雇用が続く出向元の在籍中に出向先を添える
転籍出向先と新たに雇用契約を結ぶ出向元を退職し、出向先に入社と書く

一般的に「出向」というと、在籍出向を指すことが多いです。そのため、まずは自分がどちらに当たるのかを確認しましょう。

在籍出向の書き方

在籍出向では、出向元の会社に籍を置いたまま働きます。つまり、職歴欄では出向元への入社の下に、出向先を書き添えます。

在籍出向の記載例

  • 2019年 4月 株式会社〇〇 入社
  • 2022年 4月 株式会社△△に出向(経理業務を担当)
  • 2024年 3月 株式会社〇〇に帰任

      現在に至る

また、帰任した場合は「帰任」と書きます。また、出向中に転職活動をしている場合は、出向先の行の後に「現在に至る」と書けば問題ありません。

出向先での仕事内容を添える

出向先の会社名だけでなく、担当した業務を短く添えると分かりやすくなります。特に、出向先での経験が応募先の仕事に近い場合は、強みとして伝わります。

転籍の書き方

この場合は、出向元を退職して出向先に入社した扱いになります。

転籍の記載例

  • 2019年4月 株式会社〇〇 入社
  • 2023年4月 株式会社〇〇 退職(株式会社△△への転籍のため)
  • 2023年4月 株式会社△△ 入社

      現在に至る

このように、退職の理由として転籍であることを書いておくと、短期間で転職したように見えにくくなります。

出向の職歴でよくある間違い

  • 出向先を転職先のように書いてしまう
  • 出向元に在籍していることが分からない
  • 在籍出向と転籍を区別していない

出向先に「入社」と書くと、雇用関係を誤解される原因になります。そのため、出向なのか転籍なのかを正しく書き分けましょう。

派遣や契約社員の職歴の書き方は、派遣社員の職歴の履歴書の書き方で紹介しています。

職務経歴書での伝え方

職務経歴書では、出向先での仕事をより詳しく書けます。具体的には、出向の目的や担当した業務、成果を書きましょう。

職務経歴書の記載例

出向先:株式会社△△(グループ会社) 経理部

出向の目的:経理体制の立ち上げ支援

担当業務:月次決算、経費精算の仕組みづくり

例えば、立ち上げ支援など特別な役割があった場合は、そのことを書くと評価されやすくなります。

出向の職歴でよくある質問

出向期間が短い場合も書くべき?

数か月の短い出向でも、職歴として書いておくのが無難です。ただし、行が足りない場合は職務経歴書で補っても構いません。

出向の理由は書く必要がある?

履歴書に出向の理由を書く必要はありません。面接で聞かれたときに、目的を説明できるようにしておきましょう。

出向先の会社名を出しにくい場合は?

取引先との関係で社名を出しにくいなら、業種と規模で表す方法もあります。例えば「大手メーカー(グループ会社)」のように書きます。

履歴書全体の書き方は、履歴書の書き方の基本で確認できます。

出向の経験を面接で伝えるコツ

出向の経験は、伝え方によって強みになります。特に、普段と違う環境で成果を出した経験は、適応力の証明になるからです。

そこで、面接では次の順番で話すと伝わりやすくなります。

  1. 出向の目的
  2. 担当した仕事
  3. 工夫したことや成果
  4. その経験を応募先でどう生かすか

例えば「グループ会社の経理体制を立ち上げる目的で出向し、月次決算の流れを整えました」のように話します。そのうえで、応募先の仕事との共通点を伝えましょう。

一方で、出向先での仕事が応募先と関係が薄い場合は、短く触れる程度で構いません。つまり、応募先に合わせて話す量を調整することが大切です。

また、出向をネガティブな理由で受けた場合でも、前向きな学びを中心に話しましょう。

出向の職歴を書くときの確認ポイント

最後に、書いた内容を見直しましょう。具体的には、次の点を確認します。

  • 出向の開始と終了の年月が正しいか
  • 出向元と出向先の会社名を正式名称で書いているか
  • 在籍出向か転籍かを正しく書き分けているか

特に、年月は辞令や社内の記録で確かめると安心です。また、出向先の会社名が途中で変わっている場合は、当時の名称を書き、必要なら現在の名称を添えましょう。

特に、出向の経験がある人は、複数の会社の仕事の進め方を知っています。その経験は、新しい職場に早くなじむ力として評価されることもあります。履歴書では正確に、職務経歴書と面接では具体的に伝えることを意識しましょう。

まとめ|履歴書の出向の職歴は出向元を基準に書く

  • 在籍出向は、出向元の在籍中に出向先を添える
  • 転籍は、出向元を退職して出向先に入社と書く
  • 出向先での仕事内容を短く添える
  • 詳しい経験は職務経歴書で伝える

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