試用期間中に辞めたいと思い、 「本採用前でも退職できる?」 と迷う方もいるでしょう。
結論として、試用期間中でも退職を申し出ることはできます。
ただし、 試用期間だから自由に即日退職できるわけではありません。 まず雇用契約と退職手続きを確認します。
- 試用期間中でも退職の申し出はできる
- 即日退職できるとは一律に言えない
- 辞めるなら次の転職理由まで整理する
試用期間中に辞めたい場合は退職できる?
結論|試用期間中でも退職の申し出はできる
重要なのは「試用期間かどうか」だけではありません。
まず、労働条件通知書や雇用契約書で 無期契約か有期契約か を確認します。
さらに、就業規則に書かれた退職手続きも見ておきましょう。
即日退職|試用期間でも自動的に当日退職にはならない
「まだ本採用前だから今日で辞めます」と一律に考えるのは避けます。
一方、会社と退職日に合意できれば、早い日程で退職できる場合もあります。
試用期間中に辞めたいときの判断基準
様子を見る|慣れれば改善する可能性がある
入社直後は仕事や人間関係に慣れておらず、負担を強く感じることがあります。
- 研修やOJTの予定がある
- 質問できる上司や先輩がいる
- 仕事内容は希望と大きく違わない
- 相談後に改善が見られた
このような状態なら、少し様子を見る余地があります。
退職を考える|時間だけでは改善しにくい
一方、次の状態なら 「試用期間だから我慢する」だけで判断しない ことが大切です。
- 仕事内容が説明と大きく違う
- 給与や勤務条件に大きな相違がある
- 相談しても状況が改善しない
- 長時間労働やハラスメントが続く
- 心身への負担が強くなっている
試用期間中に辞めたい場合の退職手順
ステップ1|雇用契約と就業規則を確認する
最初に、契約期間と退職申し出の手続きを確認します。
特に有期契約の場合は、無期契約と同じ前提で判断しないことが重要です。
ステップ2|直属上司へ退職意思を伝える
退職意思が固まったら、上司へ時間をもらいます。
そして、 結論から短く 伝えましょう。
伝え方の例:
「試用期間中の申し出となり申し訳ありませんが、今後について考えた結果、退職したいと考えています。退職日や必要な手続きについてご相談させてください。」
ステップ3|退職日と返却物を確認する
退職日が決まったら、最終出勤日や引き継ぎを確認します。
また、社員証・PC・制服などの貸与品も返却します。
試用期間中の退職理由はどう伝える?
会社へは細かな不満をすべて話さなくてよい
退職意思が固まっているなら、会社への不満を一つずつ説明する必要はありません。
「仕事内容との適性を考えた結果」など、 簡潔に伝える 方法があります。
転職面接|「合わなかった」だけでは終わらせない
一方、次の転職面接では具体性が必要です。
採用担当者が知りたいのは、 「次も同じ理由で辞めないか」 だからです。
前職で何が起きたか → なぜ退職したか → 今回は何を変えたか
この3つを短くつなげると、説明しやすくなります。
試用期間中に辞めると次の転職で不利?
短期離職|理由を確認される可能性はある
数週間や数か月で退職すると、面接で理由を聞かれる可能性があります。
しかし、 短期離職だけで合否が決まるわけではありません。
再発防止|次の会社選びを変える
仕事内容が原因なら、次回は担当業務まで確認します。
また、残業が問題なら配属部署や繁忙期を確認します。
給与が原因なら、基本給・手当・固定残業代など 条件の内訳 まで見ましょう。
試用期間中に辞めたいときに避けたいこと
退職時|無断欠勤のまま連絡を絶たない
出勤がつらくても、何も連絡せず欠勤を続けると手続きが複雑になる場合があります。
可能な範囲で会社へ退職意思を伝えましょう。
転職時|焦って次の会社を決めない
- 最初に内定が出た会社へすぐ決める
- 前職と同じ基準だけで求人を選ぶ
- 短期離職を自己判断で経歴から消す
特に、 「早く次を決めること」だけを目標にしない ことが重要です。
試用期間中に辞めたい場合によくある質問
即日退職|明日から行かなくてもいいですか?
一律には言えません。
雇用契約の種類や会社との合意などで状況が異なるため、契約内容と退職手続きを確認してください。
履歴書|試用期間中の短い職歴も書きますか?
短期間だからという理由だけで、事実と異なる経歴を作ることは避けます。
ただし、退職理由を履歴書へ長く書く必要はありません。
まとめ|試用期間中に辞めたいなら次の会社選びまで考える
最終判断|試用期間の長さだけで決めない
試用期間中だからといって、本採用まで必ず我慢する必要はありません。
まず、 改善する問題か、時間では変わりにくい問題か を分けます。
退職するなら、契約と手続きを確認したうえで、次の会社選びまで整理しましょう。
次の行動|短期離職後の求人選びに迷う20代へ
20代・第二新卒で、 次の会社でも同じミスマッチを繰り返すのが不安 なら、求人選びや面接での伝え方を第三者へ相談する方法もあります。
第二新卒エージェントneoで今の経歴から選べる求人を確認する
※求人状況等により、紹介内容は異なります。
参考:厚生労働省「労働契約の終了に関するルール」。本記事は一般的な情報であり、個別の法律相談ではありません。


コメント