内定先から、入社前の研修や懇親会に参加してほしいと言われることがあります。在職中で時間が取れない場合、断ってよいのか迷いますよね。
転職の内定者研修は、参加が任意か必須かによって対応が変わります。在職中の人は、今の仕事との両立が難しいなら、早めに日程を相談して構いません。そこで、研修の扱いと給与の考え方、伝え方を紹介します。
内定者研修・入社前研修とは
内定者研修は、入社前に会社のルールや仕事の基本を学ぶための研修です。中途採用では、新卒ほど多くはありませんが、次のような形で行われることがあります。
- 会社の説明会や配属先との顔合わせ
- システムの使い方の研修
- 懇親会や食事会
特に、配属先との顔合わせは、入社後に働きやすくなるきっかけになります。
参加は必須?任意?
まず、研修が参加必須なのか、任意なのかを確認しましょう。案内の書き方で判断しにくい場合は、採用担当者に聞いて問題ありません。
| 研修の扱い | 対応の目安 |
|---|---|
| 任意参加 | 都合がつけば参加し、無理なら断ってよい |
| 参加必須 | 日程の調整を相談する |
| 懇親会 | 都合が合えば参加する程度でよい |
任意の研修を断ったことで、内定が取り消されることは考えにくいです。とはいえ、断るときは丁寧に伝えましょう。
研修の給与はどうなる?
入社前の研修が、会社の指示で参加が義務になっている場合は、労働時間として扱われることがあるとされています。そのため、給与や交通費が支払われるかを確認しておくと安心です。
労働時間の考え方は、労働基準法に定められています。条文はe-Gov法令検索の労働基準法で確認できます。
一方で、自由参加の懇親会などは、労働時間に当たらないことが多いです。
在職中の人が研修に参加するときの注意点
今の会社の仕事を優先する
在職中は、今の会社との雇用契約が続いています。そのため、今の仕事を休んで研修に出る場合は、有給休暇を使うなど調整が必要です。
副業の扱いに注意する
さらに、研修で給与が出る場合は、今の会社の就業規則で副業として扱われないかも確認しておきましょう。
研修の日程を相談するときの伝え方
相談の例
「研修のご案内をいただき、ありがとうございます。」
「現在の職場の業務の都合で、〇日の参加が難しい状況です。」
「別の日程や、入社後の受講に変更していただくことは可能でしょうか。」
このように、参加したい気持ちを示しつつ、事情を伝えると角が立ちません。
研修の前に確認したいこと
- 研修の日時・場所・持ち物
- 給与や交通費の扱い
- オンラインでの参加ができるか
特に、場所が遠い場合は、交通費の扱いを先に確認しておくと安心です。内定承諾前に確認したい条件は、内定承諾の前に確認したいことにまとめています。また、内定後の連絡が少なくて不安な場合は、内定後に連絡がないときの対応も参考になります。
内定者研修でよくある質問
懇親会を断っても大丈夫ですか
懇親会は任意であることが多く、断っても問題ありません。ただし、一言お礼を伝えておくと丁寧です。
研修中に辞退を考えたら?
研修の内容から、入社を迷うこともあるでしょう。その場合は、早めに採用担当者に相談することが大切です。
研修に参加するときの準備
研修に参加すると決めたら、事前に準備をしておくと安心です。具体的には、次のことを確認しましょう。
- 服装の指定があるか
- 筆記用具やパソコンなどの持ち物
- 集合時間と場所
特に、服装の指定がない場合は、オフィスカジュアルが無難です。そのため、清潔感のある服を選んでおきましょう。
また、研修では配属先の人と会うこともあります。そこで、簡単な自己紹介を考えておくと、落ち着いて話せます。さらに、研修で聞いたことはメモに残しておくと、入社後に役立ちます。
オンライン研修の場合
オンラインで研修が行われる場合は、通信環境とカメラの準備も必要です。なお、在職中の職場のパソコンは使わず、個人の端末で参加しましょう。
研修を断ったあとの対応
都合が合わずに研修を断った場合は、入社後に同じ内容を学べるか確認しておきましょう。資料だけでも先にもらえると、入社後に慌てずに済みます。
断った研修で配属先の人と会う予定だった場合は、入社初日に一言挨拶をしておくと安心です。丁寧な対応を心がければ、研修に参加しなかったことが問題になることはほとんどありません。入社前の時期は、今の仕事の引き継ぎにも集中したい時期です。無理のない範囲で、新しい職場との関わりを持ちましょう。
入社前の準備を丁寧に進めることで、初日を落ち着いて迎えられます。
研修の案内メールは、日時や場所を確認したらすぐに保存しておきましょう。
研修で会った人の名前と担当は、メモに残しておくと入社後の挨拶に役立ちます。
まとめ|内定者研修は参加の扱いと給与を確認する
- まず、研修が任意か必須かを確認する
- 必須の研修は、給与や交通費の扱いも確認する
- 在職中の人は、今の仕事を優先し、日程を相談する
- 断るときは、参加したい気持ちとお礼を添える

コメント