中途採用の選考で、ほかの応募者と一緒に面接を受けると案内され、不安になっていませんか。新卒の就職活動以来という人も多いでしょう。
転職のグループ面接では、話す内容だけでなく、ほかの人の話を聞く姿勢も見られています。そのため、短く要点を話し、周りの発言にも反応することが大切です。そこで、中途採用の集団面接で気をつけたい話し方とマナーを紹介します。
転職でグループ面接が行われる理由
中途採用では、個人面接が一般的です。しかし、次のような場合にグループ面接が行われることがあります。
- 同じ職種で多くの人を採用する
- 未経験者を広く募集している
- 一次面接で効率よく応募者を見たい
つまり、限られた時間で多くの応募者を比べるための形式です。
グループ面接で見られること
| 見られること | 具体的な内容 |
|---|---|
| 話の分かりやすさ | 短い時間で要点を伝えられるか |
| 聞く姿勢 | ほかの人が話しているときの態度 |
| 協調性 | 周りに合わせた受け答えができるか |
| 基本のマナー | 入退室や挨拶 |
特に、ほかの人が話しているときの態度は、意外とよく見られています。
なお、面接で確認する内容は、適性と能力に関わることが基本とされています。考え方は厚生労働省の公正採用選考特設サイトで公開されています。
グループ面接での話し方
1人1分を目安にまとめる
グループ面接では、1人あたりの持ち時間が短くなります。そのため、答えは1分以内にまとめましょう。
結論から話す
次に、最初の一文で結論を伝えます。例えば「私の強みは〇〇です」と言ってから、理由や具体例を続けます。
前の人と同じ答えになっても慌てない
さらに、前の人と似た答えになることもあります。その場合は、無理に内容を変えず、自分の経験を具体的に話せば問題ありません。
前の人と答えが似たときの例
「先ほどの方と近いのですが、私は〇〇の経験から△△を大切にしています。」
ほかの人が話しているときの態度
- 話している人のほうを見て聞く
- うなずきながら聞く
- 自分の答えを考えることに集中しすぎない
他人の話をまったく聞いていない様子は、協調性がないと受け取られることがあります。そのため、自分の番でなくても、話をしっかり聞きましょう。
グループ面接で避けたいこと
- 持ち時間を大きく超えて話す
- ほかの応募者の意見を否定する
- 前の人の答えをそのまま真似る
特に、長く話しすぎると、ほかの人の時間を奪うことになります。面接で評価を下げやすい行動は、転職面接のNG行動にまとめています。
グループ面接の準備
まず、よく聞かれる質問への答えを、1分で話せるように準備しましょう。例えば、自己紹介、志望動機、強みなどです。
次に、家族や友人に聞いてもらい、時間を計って練習しておくと安心です。自己紹介の型は、面接で職務経歴を説明するときの型も参考になります。
グループ面接でよくある質問
最初に指名されたらどうする?
最初の回答者は、ほかの人の答えを参考にできません。とはいえ、準備した答えを落ち着いて話せば十分です。
年齢や経歴が違う人と一緒でも大丈夫?
中途採用のグループ面接では、年齢や経歴がさまざまです。そのため、ほかの人と比べすぎず、自分の経験を伝えることに集中しましょう。
個人面接との違いは何ですか
グループ面接は、深い質問が少なく、全体の印象が見られやすい形式です。一方で、個人面接では一つの答えを深く掘り下げられます。
グループ面接の入退室のマナー
グループ面接では、入退室のときの動きもそろえることが大切です。例えば、案内されたら順番に入室し、全員がそろってから着席します。
また、面接が終わったら、ほかの応募者と一緒にお礼を伝えて退室しましょう。このとき、自分だけ先に立ち上がらないよう、周りの様子に合わせます。
特に、待合室での態度も見られていることがあります。そのため、待っている間もスマートフォンばかり見ず、落ち着いて過ごしましょう。
グループ面接のあとにすること
面接が終わったら、その日のうちに振り返りをしておくと次に生かせます。具体的には、うまく話せた点と、時間が足りなかった点を書き出しましょう。
さらに、ほかの応募者の答えで参考になったことがあれば、メモしておくと役立ちます。
グループ面接は、ほかの応募者と比べられるため緊張しやすい形式です。周りの人の答えに気を取られず、準備した内容を落ち着いて話すことを心がけましょう。ほかの人の話に耳を傾ける姿は、協調性として面接官に伝わります。一人ひとりの持ち時間は短いので、結論を先に伝える練習を重ねておくと安心です。本番では、笑顔と明るい声を意識するだけでも印象が良くなります。
面接が終わったら、気持ちを切り替えて次の準備に進みましょう。
まとめ|転職のグループ面接は短く話し、周りの話も聞く
- グループ面接では、話す内容と聞く姿勢の両方が見られる
- 答えは1人1分を目安に、結論から話す
- 前の人と答えが似ても、自分の経験を具体的に話す
- ほかの人の話を、うなずきながら聞く

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