退職の手続きが長引いて、決まっていた入社日に間に合わないかもしれない。そんなとき、入社日を延期してほしいとどう伝えればよいか悩みますよね。
入社日の延期をお願いするときは、分かった時点ですぐに、理由と新しい希望日をあわせて伝えることが大切です。早めに相談すれば、多くの会社は調整に応じてくれます。そこで、伝え方の手順とメールの例文を紹介します。
入社日を延期したくなる主な理由
- 今の会社の引き継ぎが終わらない
- 退職日を会社に引き延ばされている
- 家族の事情や体調の問題
- 引っ越しの準備が間に合わない
特に多いのは、退職の交渉や引き継ぎが長引くケースです。そのため、内定後は早めに退職の段取りを進めておくことが大切です。
入社日の延期を伝える手順
1. まず電話で相談する
入社日の延期は、大切な相談です。そのため、最初は電話で伝え、そのあとメールで内容を残すと丁寧です。
2. 理由を簡潔に伝える
理由は、長く説明する必要はありません。例えば「引き継ぎに時間がかかっているため」と伝えれば十分です。
3. 新しい希望日を伝える
さらに、いつなら入社できるのか、具体的な日付を伝えましょう。「いつになるか分からない」とだけ伝えると、会社も調整できなくなります。
入社日の延期をお願いするメールの例文
メールの例文
件名:入社日についてのご相談(氏名)
株式会社〇〇 人事部 〇〇様
〇月〇日入社予定の〇〇です。
現在の職場で引き継ぎに時間がかかっており、予定の入社日に間に合わない見込みとなりました。
大変申し訳ございませんが、入社日を〇月〇日に変更していただくことは可能でしょうか。
お電話でもご相談させていただきたく、ご都合のよい時間をお知らせいただけますと幸いです。
このように、お詫びと具体的な日付をセットで伝えると、相手も判断しやすくなります。
延期をお願いするときの注意点
- 分かった時点ですぐに連絡する
- 何度も延期をお願いしない
- 延期した日付は確実に守る
特に、入社日の直前になってからの相談は、会社の受け入れ準備に大きく影響します。つまり、早めの連絡がいちばん大切です。
労働条件の書面も確認する
入社日を変更した場合は、労働条件通知書などの書面の日付も変わることがあります。そのため、新しい書面をもらえるか確認しておきましょう。
会社が示すべき労働条件の項目は、厚生労働省の労働条件明示ルールの案内で確認できます。
退職の段取りを見直す
入社日の延期を避けるには、退職の段取りを早めに組むことが大切です。入社日から逆算して退職日を決める方法は、円満退職のための退職交渉の進め方で解説しています。
また、内定後に会社から連絡がない場合の対応は、内定後に連絡がないときの対応を参考にしてください。
入社日の延期でよくある質問
延期をお願いすると内定取り消しになりますか
早めに相談すれば、すぐに取り消しになることはほとんどありません。とはいえ、大幅な延期は会社の事情で難しいこともあります。
どのくらいまで延期できますか
会社の事情によりますが、数週間から1か月程度なら調整してもらえることが多いです。
今の会社に引き止められている場合は?
退職の意思が固いなら、転職先の入社日が決まっていることを伝えましょう。そのうえで、退職日を確定させてもらうよう相談します。
延期をお願いする前に確認したいこと
入社日の延期をお願いする前に、本当に延期が必要かを確認しましょう。例えば、今の会社との退職日の交渉で、まだ調整できる余地があるかもしれません。
特に、引き継ぎが理由の場合は、引き継ぎの内容を整理し直すと、予定どおりに終わることもあります。そこで、上司と引き継ぎの範囲を相談してみましょう。
また、延期をお願いする場合でも、どのくらいの期間が必要かを冷静に見積もることが大切です。なぜなら、再度の延期は、会社からの信頼を大きく下げてしまうからです。
延期が決まったあとにすること
延期が決まったら、新しい入社日に向けて準備を進めます。具体的には、今の会社の退職日を確定させ、引き継ぎの計画を立て直しましょう。
さらに、転職先には、退職日が決まった時点でもう一度連絡しておくと安心です。つまり、こまめに状況を伝えることで、会社も受け入れの準備を進めやすくなります。
入社日の調整は、転職先との最初のやり取りの一つです。誠実に対応すれば、入社後の信頼関係にも良い影響を与えます。
延期の相談をしたときの相手の反応や対応の仕方から、会社の雰囲気が見えることもあります。丁寧に対応してもらえたら、入社後もお礼の気持ちを忘れずに働きましょう。
入社日の延期は、言い出しにくいお願いです。早めに相談し、約束した日をきちんと守れば、会社との関係は損なわれません。
まとめ|入社日の延期は早めに理由と希望日を伝える
- 入社日の延期は、分かった時点ですぐに相談する
- 最初は電話で伝え、メールで内容を残す
- 理由は簡潔に、新しい希望日は具体的に伝える
- 延期した日付は確実に守る

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