仕事の合間に、会社のパソコンで求人を見たり応募先にメールを送ったりしていませんか。便利だからと、つい使ってしまう人もいるでしょう。
会社PCや会社のメールで転職活動をするのは、避けるべき行動です。なぜなら、会社に知られるリスクがあるうえ、就業規則に反するおそれもあるからです。そこで、具体的なリスクと安全な進め方を紹介します。
会社PCで転職活動をしてはいけない理由
通信の記録が残る
会社のパソコンやネットワークは、会社が管理しています。そのため、閲覧したサイトや送ったメールの記録が残ることがあります。
特に、情報システム部門がアクセス記録を確認している会社もあります。転職サイトを見た記録から活動が知られるケースもあるため注意が必要です。
就業規則に反するおそれがある
多くの会社では、業務用の端末を私的に使うことを禁じています。つまり、転職活動に使うと、規則違反として注意を受ける可能性があります。
情報漏えいを疑われることがある
会社のパソコンで自分の職務経歴書を作ると、業務の資料が混ざるおそれがあります。その結果、社外に情報を持ち出したと疑われることもあります。
会社のメールを使ってはいけない理由
会社のメールアドレスで応募先とやり取りするのも避けましょう。主な理由は次のとおりです。
- 送受信の記録が会社のサーバーに残る
- 退職後はメールが使えなくなる
- 応募先に、公私の区別がない印象を与える
特に、応募先から見ると、会社のアドレスで連絡してくる人は情報管理が甘く見えます。そのため、選考での印象にも影響しかねません。
会社の端末で特に避けたい行動
| 行動 | 主なリスク |
|---|---|
| 転職サイトの閲覧 | アクセス記録が残る |
| 応募書類の作成・保存 | ファイルが会社の管理下に残る |
| 応募先とのメール | 送受信の記録が残る |
| 会社のスマホでの電話 | 通話履歴が残る |
会社から支給されたスマートフォンも、パソコンと同じ扱いです。そのため、応募先との連絡には使わないようにしましょう。
安全に転職活動を進める方法
個人の端末を使う
転職活動には、自分のスマートフォンやパソコンを使いましょう。また、会社のWi-Fiにつながない状態で使うと、より安心です。
個人のメールアドレスを用意する
転職活動用に、個人のメールアドレスを作っておくと便利です。例えば、応募先ごとの連絡をまとめて管理できます。
活動する時間を決める
昼休みや退勤後など、活動する時間を決めておきましょう。勤務時間中に転職活動をすると、仕事がおろそかになるおそれがあります。
このように、端末と時間を分けておけば、会社に知られるリスクを大きく減らせます。
会社に知られやすいほかの行動
会社の端末以外にも、転職活動が知られるきっかけはあります。例えば、同僚に話したり、急に休みが増えたりすることです。
こうした行動の注意点は、転職活動が会社にバレる行動と防ぎ方で詳しく解説しています。
会社のパソコンと転職活動でよくある質問
昼休みに会社のパソコンで求人を見るのもだめ?
休憩時間でも、会社の端末を使えば記録は残ります。そのため、自分のスマートフォンで見るほうが安全です。
すでに会社のメールで応募してしまったら?
今後のやり取りは、個人のメールアドレスに切り替えましょう。応募先には「今後はこちらのアドレスでご連絡をお願いします」と伝えれば十分です。
在宅勤務で会社のパソコンを使っている場合は?
在宅勤務でも、会社のパソコンは会社の管理下にあります。したがって、私的な用途には使わないようにしましょう。
在職中の転職活動の進め方は、在職中と退職後の転職活動の違いも参考になります。
転職活動に使う道具をそろえる
安全に転職活動を進めるために、最初に道具をそろえておきましょう。具体的には、次のものがあると便利です。
- 転職活動用の個人メールアドレス
- 応募先の一覧を管理するメモやアプリ
- 応募書類を保存する個人のクラウドや端末
特に、応募先の一覧を作っておくと、選考の状況を把握しやすくなります。また、面接の日時や連絡先をまとめておけば、仕事中に慌てて確認する必要もありません。
このように準備を整えておけば、会社の端末に頼らずに転職活動を進められます。
なお、在職中は仕事の時間と転職活動の時間を分けることが、結果として自分を守ることにもつながります。特に、勤務時間中に応募先と連絡を取ると、仕事への集中力も下がりがちです。そのため、連絡は休憩時間や退勤後にまとめて行いましょう。応募先にも、連絡がつきやすい時間帯をあらかじめ伝えておくと安心です。
会社に知られずに転職活動を進めるには、日々の小さな行動の積み重ねが大切です。端末や連絡手段を分けることを習慣にしておけば、安心して選考に集中できます。
まとめ|会社のパソコンやメールは転職活動に使わない
- 会社の端末には、閲覧や送信の記録が残る
- 就業規則に反し、注意を受けるおそれがある
- 応募先との連絡は、個人の端末とアドレスで行う
- 活動する時間を決めて、仕事と分ける

コメント