上司とどうしても合わず、毎日の仕事がつらいと感じていませんか。この上司のもとで働き続けるか、転職するかで悩んでいる人も多いでしょう。
上司と合わないことは、転職の理由の一つになりえます。ただし、すぐに辞める前に、合わない原因と、社内でできることを確かめることが大切です。そこで、続けるか辞めるかの判断基準と、具体的な対処法を紹介します。
上司と合わないと感じる主な原因
上司と合わない原因は、大きく分けて次の3つです。
| 原因 | 具体的な例 |
|---|---|
| 仕事の進め方の違い | 細かく指示したい上司と、任せてほしい自分 |
| コミュニケーションの違い | 口頭を好む上司と、文章で確認したい自分 |
| 価値観の違い | 仕事の優先順位や考え方が合わない |
このように、原因によって対処の方法は変わります。まずは、自分の場合はどれに当てはまるかを考えてみましょう。
ハラスメントに当たる場合は別の対応を
上司との関係が、単なる相性の問題ではないこともあります。例えば、人格を否定する言動や、仕事を与えない扱いなどです。
ハラスメントに当たる言動を、相性の問題だと我慢する必要はありません。その場合の対処は、入社後にハラスメントを受けたときの対処法で解説しています。
上司と合わないときに社内でできること
1. 上司のやり方を観察する
まず、上司がどんな報告の仕方や仕事の進め方を好むのかを観察しましょう。例えば、結論から聞きたい上司なら、報告を短くまとめるだけで関係が良くなることがあります。
2. 期待されていることを確認する
次に、上司が自分に何を期待しているのかを、直接確認してみましょう。
確認の例
「今の仕事の進め方で、改善したほうがよい点があれば教えていただけますか。」
「報告の頻度や形式に、ご希望はありますか。」
3. ほかの人に相談する
さらに、先輩や別の上司に相談してみるのも一つの方法です。客観的な意見を聞くと、自分では気づかなかった点が見えることがあります。
4. 異動を相談する
どうしても関係が改善しない場合は、異動を相談する方法もあります。異動希望の出し方は、異動希望の出し方で紹介しています。
上司と合わないときに転職を考える判断基準
次のような場合は、転職を考えるきっかけになるかもしれません。
- 対処を試しても、関係がまったく変わらない
- 異動の希望が通る見込みがない
- 体調に影響が出ている
- 仕事そのものへの意欲がなくなっている
一方で、上司以外の仕事内容や職場に満足している場合は、すぐに辞めるのはもったいないこともあります。なぜなら、上司は異動などで変わる可能性があるからです。
入社して間もない場合
入社して1年以内に、上司と合わないことを理由に辞めるか迷う人もいるでしょう。その場合は、短期離職のリスクもあわせて考えることが大切です。
入社1年以内の転職の考え方は、入社1年以内の転職で後悔しないための考え方で確認してください。
転職するときの伝え方
上司と合わないことが理由で転職する場合、面接で正直にそのまま伝えるのは避けましょう。そこで、「自分の力をより発揮できる環境で働きたい」のように、前向きな言葉に置き換えます。
上司と合わないときのよくある質問
上司が変わるのを待つべき?
異動の時期が近い場合は、待つのも一つの選択です。とはいえ、時期が分からない場合は、自分でできる対処を進めましょう。
つらくて仕事に行けない日がある
体調に影響が出ている場合は、無理をしないことが大切です。なお、職場の悩みは、厚生労働省の「こころの耳」でも相談できます。
上司との関係を記録しておく
上司との関係に悩んでいるときは、出来事を記録しておくと役立ちます。例えば、いつ、どんな指示を受け、どう対応したかをメモしておきます。
なぜなら、記録があると、上司や人事に相談するときに状況を正確に伝えられるからです。さらに、自分の対応を振り返るきっかけにもなります。
また、ハラスメントに当たるかもしれない言動があった場合は、日付や内容を具体的に残しておきましょう。
相性の悪い上司と働くときの心の持ち方
上司と合わないと、仕事そのものが嫌になってしまうことがあります。そこで、上司との関係と、仕事のやりがいを分けて考えてみましょう。
上司は、あくまで職場で関わる人の一人です。仕事の内容や同僚との関係に満足している点があれば、そこに目を向けると気持ちが少し楽になります。
仕事の外で気分を切り替える時間を持つことも大切です。休日は仕事のことを考えすぎず、自分の好きなことに時間を使いましょう。
上司との関係は、時間がたつと変わることもあります。自分を責めすぎず、できることから一つずつ試していきましょう。
まとめ|上司と合わないときは原因と社内の選択肢を確かめる
- 上司と合わない原因は、進め方・伝え方・価値観に分けて考える
- ハラスメントに当たる場合は、相性の問題として我慢しない
- 観察・確認・相談・異動の順に、社内でできることを試す
- 改善しない場合や体調に影響がある場合は、転職も選択肢になる

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