応募先から録画面接の案内が届き、どう撮ればよいのか迷っていませんか。録画面接は、決められた質問に答える動画を撮って送る選考です。面接官と話すWeb面接と違い、相手の反応がないため、事前の準備と時間配分がより大切になります。そこで、転職の録画面接の受け方と、撮影前の準備、回答のコツを紹介します。
録画面接とWeb面接の違い
| 項目 | 録画面接 | Web面接 |
|---|---|---|
| 面接官 | その場にいない | 画面越しに会話する |
| 質問 | 事前に示される、または画面に表示される | その場で聞かれる |
| 撮り直し | できる場合とできない場合がある | できない |
| 時間 | 1問ごとに制限があることが多い | 面接全体の時間が決まっている |
このように、録画面接は一方的に話す形式です。つまり、相手の表情を見て話を調整できないため、話の組み立てを先に決めておく必要があります。
なお、撮影時間や撮り直しの回数、評価の方法は、企業や使うサービスによって違います。そのため、案内の内容をよく読むことが大切です。
録画面接の撮影前に確認すること
案内のルールを読む
まず、案内メールや専用の画面で、次の点を確認しましょう。
- 質問の数と、1問ごとの回答時間
- 撮り直しができるか、何回までか
- 提出の期限
- 質問が表示されてから録画が始まるまでの準備時間
撮り直しができないのに、練習のつもりで撮ってしまうと、そのまま提出されることがあります。分からない点は、撮影の前に採用担当者に確認しましょう。
機材と環境を整える
次に、パソコンやスマートフォンのカメラとマイクを確認します。さらに、静かな部屋と、顔が明るく映る照明を用意しましょう。
服装と背景
服装は、対面の面接と同じ考え方で問題ありません。背景や照明の整え方は、Web面接の服装と画面映りの確認方法で解説しています。
回答の構成
録画面接では、話の順番を決めておくと時間内にまとめやすくなります。
- 結論を一言で話す
- 理由や具体例を一つ話す
- 入社後にどう生かすかで締める
例えば、1分の回答なら、結論に10秒、具体例に40秒、締めに10秒が目安です。自己紹介の組み立て方は、面接の自己紹介の話し方を参考にしてください。
撮影のコツ
カメラのレンズを見る
画面の自分の顔ではなく、カメラのレンズを見て話しましょう。そうすれば、見る人には目を合わせて話しているように映ります。
少しゆっくり話す
また、録画では、普段より少しゆっくり話すほうが聞き取りやすくなります。特に、語尾まではっきり言うことを意識しましょう。
時間が足りなくなったら
時間内に話しきれないこともあるでしょう。その場合は、途中で切れるより、結論だけでも先に話しておくと安心です。とはいえ、時間を大きく余らせる必要はありません。
言葉に詰まったら
撮り直しができない場合に言葉に詰まっても、慌てずに言い直せば問題ありません。立て直し方は、面接で頭が真っ白になったときの対処法で紹介しています。
提出前のチェックリスト
- 声がはっきり聞こえるか
- 顔が暗くなっていないか
- 回答が時間内に収まっているか
- 質問とずれた答えになっていないか
- 提出の期限を過ぎていないか
撮り直しができる場合は、一度見返してから提出しましょう。ただし、何度も撮り直すと、かえって表情が硬くなることもあります。
録画面接でよくある質問
原稿を読みながら話してもいい?
画面の横に原稿を置いて読むと、目線が外れて不自然に見えます。そのため、要点だけをメモにして、話す練習をしておきましょう。
AIで評価されることはある?
AIを評価に使う企業もありますが、すべてではありません。評価の方法は企業によって違うため、気にしすぎず、内容を丁寧に伝えることを優先しましょう。
撮影前日にしておきたい練習
前日には、本番と同じ環境で一度練習してみましょう。例えば、スマートフォンで1分の回答を撮り、見返してみます。
そうすれば、声の大きさや目線、明るさを確かめられます。特に、自分では気づきにくい口ぐせも、見返すと分かることがあります。
また、回答の時間を計っておくことも大切です。なぜなら、本番では緊張して話す速さが変わることがあるからです。
さらに、通知音が鳴らないよう、スマートフォンやパソコンの設定も確認しておきましょう。つまり、撮影を邪魔するものを先に取り除いておくことが大切です。
このように準備しておけば、本番で慌てずに撮影できます。
録画面接は、慣れないと緊張しやすい選考です。とはいえ、準備をしておけば、自分のペースで落ち着いて話せる形式でもあります。焦らず、伝えたいことを一つずつ話しましょう。また、提出したあとは、結果の連絡を待つ間に次の選考の準備を進めておくと安心です。一つの結果に気を取られすぎないようにしましょう。
まとめ|転職の録画面接はルールの確認と話の組み立てが大切
- 録画面接は、面接官のいない一方向の選考
- 回答時間・撮り直しの回数・提出期限を先に確認する
- 結論・具体例・締めの順で、時間内にまとめる
- カメラのレンズを見て、少しゆっくり話す

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