職務経歴書のPCスキル欄に、何をどこまで書けばよいか迷う人は多いでしょう。「Excelが使えます」だけでは、伝わりにくいと感じるはずです。
職務経歴書のPCスキルは、ソフト名と「何ができるか」をセットで書くのが基本です。さらに、使った場面を添えると、実務で使えるレベルが伝わります。
職務経歴書のPCスキル欄が見られる理由
事務職や営業職では、パソコンを使う作業が毎日のようにあります。そのため、採用担当者は、入社後すぐに業務を任せられるかを見ています。
特にExcelは、職種を問わずよく使われるソフトです。つまり、どの程度使えるかで、教える手間が変わります。
PCスキルの書き方の基本
ソフト名と機能を書く
「Excel」とだけ書くより、使える機能まで書いたほうが伝わります。
書き方の例
Excel:SUM・IF・VLOOKUP関数、ピボットテーブルでの集計
Word:社内文書や報告書の作成、表の挿入
PowerPoint:営業資料の作成(月2〜3件)
使った場面を添える
機能だけでなく、どんな仕事で使ったかを書くと具体的になります。例えば「売上データを集計し、月次報告を作成」のように書きましょう。
Excelのレベルの目安
Excelのスキルは、人によって幅があります。そこで、次の表を目安に、自分のレベルを整理してみましょう。
| レベル | できることの例 |
|---|---|
| 基本 | 表の作成、四則演算、SUM関数 |
| 実務 | IF・VLOOKUP関数、グラフ作成 |
| 応用 | ピボットテーブル、複数シートの集計 |
| 上級 | マクロの作成、業務の自動化 |
ただし、使えない機能を書くのは避けてください。面接や入社後のテストで分かってしまうことがあります。
資格がなくても書ける
PCスキルは、資格がなくても書けます。実際に使ってきた経験のほうが、評価につながることも多いです。
一方、資格がある場合は、資格欄にも書いておきましょう。特に、MOSなどの資格は、スキルの目安として伝わりやすくなります。
職種別に伝えたいPCスキル
- 事務職:Excelの関数、データ入力の正確さ
- 営業職:PowerPointでの提案資料の作成
- 企画職:データの集計と分析
そのため、応募先の仕事で使うソフトを優先して書くと、即戦力として伝わります。まずは求人票の「歓迎スキル」を確認してから書くと、ずれを防げます。
なお、事務職を目指す場合の書類の作り方は、事務職への未経験転職を解説した記事も参考になります。
PCスキル欄を置く位置
PCスキルは、職務経歴書の後半に「活かせるスキル」として書くのが一般的です。また、職務要約で触れておくと、最初に目に留まりやすくなります。
職務要約の書き方は、職務経歴書の職務要約の書き方で紹介しています。
PCスキルの書き方の記載例
職務経歴書では、表や箇条書きでまとめると読みやすくなります。
記載例
Excel(実務レベル):VLOOKUP・IF関数、ピボットテーブルで売上データを集計し、月次報告書を作成
Word:議事録・社内マニュアルの作成(目次・図表の挿入)
PowerPoint:営業提案資料の作成(月3件程度)
その他:Googleスプレッドシート、Slack、Zoomを日常業務で使用
業務で使ったツールも、PCスキルとして書けます。特に、チャットツールや会議ツールは、在宅勤務の多い会社で評価されやすい項目です。
PCスキルが少ないと感じるときは
PCスキルに自信がない人もいるでしょう。その場合でも、使ってきたことを正直に書くことが大切です。
基本操作も立派なスキル
例えば、文字入力の速さや、メールの送受信に慣れていることも伝えられます。「ブラインドタッチで正確に入力できる」など、具体的に書きましょう。
学んでいることを添える
勉強中のスキルがあれば、「現在Excelの関数を学習中」と書く方法もあります。その結果、学ぶ姿勢が伝わり、前向きな印象につながります。
PCスキルについて面接で聞かれたら
面接では、書いたスキルについて具体的に聞かれることがあります。そのため、どんな場面で使ったのか、説明できるようにしておきましょう。
たとえば「VLOOKUP関数で、2つの表から顧客情報を照合しました」のように話せると伝わります。なお、実技テストがある会社もあるため、書いた機能は復習しておくと安心です。
PCスキル欄を書き終えたら確認したいこと
最後に、書いた内容が応募先の仕事に合っているかを見直しましょう。応募先で使わないソフトばかり並んでいると、伝えたい強みがぼやけます。
大切なスキルから順に書くと、採用担当者の目に留まりやすくなります。つまり、一番伝えたいスキルを最初の行に置くのがコツです。
ソフト名の表記も、正式な名前で統一しておきましょう。
職務経歴書は、応募先ごとに少しずつ書き換えると効果的です。例えば、事務職なら集計や入力の正確さ、営業職なら資料作成を前に出すなど、伝える順番を変えましょう。同じスキルでも、見せ方によって伝わる印象は大きく変わります。応募前に、求人票と見比べる時間を取ってください。
まとめ|職務経歴書のPCスキルは機能と場面で書く
- ソフト名と使える機能をセットで書く
- どんな仕事で使ったかを添える
- 使えない機能は書かない
- 応募先で使うソフトを優先する

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