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IT未経験でSESはやめたほうがいい?求人の見分け方10項目【元人事が解説】

IT未経験でSES求人の研修内容と配属条件を確認するエンジニア志望者 転職ノウハウ

IT未経験でSES企業への応募を考えていると、「やめたほうがいい」という意見が気になるかもしれません。

「未経験歓迎なら、本当にエンジニアとして働けるのか」

「入社後に販売やコールセンターへ配属されないか」

「運用監視から開発や構築へ進めるのか」

こうした不安がある場合、SESという言葉だけで求人を判断する必要はありません。

重要なのは、研修内容、最初の配属、担当業務、待機時の扱い、評価制度です。

そこでこの記事では、元人事の視点からIT未経験でSES求人を見る際の確認ポイントを解説します。

さらに、求人票のチェックリスト10項目と、面接で使える質問例も紹介します。

  1. IT未経験でSESはやめたほうがいい?先に結論
  2. IT未経験 SES求人の基本|応募前に確認すること
    1. IT未経験 SES求人は担当業務と配属先を確認する
    2. SESと労働者派遣を同じものとして考えない
  3. IT未経験でSESへ入る前に確認したい5つのリスク
    1. 1.研修内容が抽象的で期間も分からない
    2. 2.ITと関係の薄い仕事が長期間続く
    3. 3.監視・テストから次の工程へ進む仕組みがない
    4. 4.SES待機期間の待遇が分からない
    5. 5.評価制度とキャリアのつながりが見えない
  4. IT未経験 SES求人チェックリスト10項目
    1. チェック項目をすべて満たす会社だけが正解ではない
  5. IT未経験 SES面接で聞きたい質問テンプレ5選
  6. IT未経験 SES以外も比較|エンジニアを目指す4つのルート
    1. 資格取得だけをゴールにしない
    2. 今後必要なスキルを公的資料でも確認できる
  7. 「IT未経験」だと思っていても実務経験がある人は別ルート
    1. 運用保守・テストもまず実務経験として棚卸しする
    2. IT未経験 SES求人へ戻る前に市場価値を確認する
    3. 職務経歴書へ変換する方法も確認する
  8. IT実務経験者は自社開発・SIer・社内SEも比較する
    1. 自社開発を目指す場合
    2. SIerを目指す場合
    3. 社内SEを目指す場合
  9. IT未経験 SES求人で避けたい5つの思い込み
    1. 「未経験歓迎」なら希望職種へ必ず配属される
    2. SESならすべてブラック企業である
    3. 数年働けば自動的に市場価値が上がる
    4. 資格があれば実務経験がなくても高年収になる
    5. 転職エージェントへ登録すれば求人選びを任せてよい
  10. IT未経験 SESについてよくある質問
    1. Q1.IT未経験でSESへ入社するのはやめた方がよいですか?
    2. Q2.販売やコールセンター配属はIT経験になりますか?
    3. Q3.運用監視から自社開発へ転職できますか?
    4. Q4.未経験SES求人で最も確認した方がよいことは何ですか?
    5. Q5.SESの待機期間は必ず発生しますか?
    6. Q6.IT実務経験があるのに未経験求人へ応募してもよいですか?
  11. まとめ|IT未経験でSESを選ぶなら求人名より配属実績を見る
    1. 応募前に確認したいポイント
    2. IT実務経験があるなら未経験求人へ戻る前に確認する
    3. IT・Web系求人を別サービスでも比較する
  12. SES・ITエンジニアの実務ガイド
    1. 入社前・案件配属を確認する
    2. 実務経験が付いた後の転職を準備する
    3. 公的情報・参考資料

IT未経験でSESはやめたほうがいい?先に結論

先に結論

IT未経験だからといって、SES企業をすべて避ける必要はありません。

まず、未経験入社者が実際にどの業務へ配属されているかを確認します。

次に、運用やテストから開発・構築へ進む仕組みを見てください。

また、待機時の待遇と評価基準も重要です。

つまり、求人広告の「未経験歓迎」より、入社後のキャリアが具体的に説明されているかを優先します。

ただし、すでに運用保守、テスト、インフラ、ヘルプデスクなどのIT実務経験がある人は、完全未経験向け求人へ戻る前に現在の市場価値を確認してください。

経験者は「未経験でも応募できる会社」を探すより、これまでの業務を評価する求人へ移った方が選択肢を広げられる場合があります。

IT未経験 SES求人の基本|応募前に確認すること

まず、SESという言葉は、IT業界で技術支援を行う事業や働き方を説明する際に使われることがあります。

一方、同じ「SES」と記載された求人でも、仕事内容や配属先がすべて同じとは限りません。

IT未経験 SES求人は担当業務と配属先を確認する

開発案件を多く扱う会社もあれば、インフラや運用を中心とする企業もあります。

また、研修後の配属方針や本人の希望をどの程度考慮するかも会社ごとに異なります。

そのため、事業形態だけを見るのではなく、「入社した自分が何を担当するのか」を確認してください。

SESと労働者派遣を同じものとして考えない

客先で仕事をする場合でも、契約や業務指示の仕組みは一つではありません。

厚生労働省は、労働者派遣と請負等の区分について、契約形式だけでなく業務の実態に即して判断するとしています。

そこで、面接では「客先で誰から業務指示を受けるのか」も確認項目の一つにできます。

IT未経験でSESへ入る前に確認したい5つのリスク

1.研修内容が抽象的で期間も分からない

「充実した研修」「先輩が丁寧に指導」という表現だけでは、研修内容を判断できません。

まず、何を何週間学ぶのか確認してください。

さらに、講師、教材、研修中の待遇、修了後の配属まで質問します。

確認例:「Java研修あり」だけではなく、研修期間、演習内容、修了後の配属例まで聞きます。

2.ITと関係の薄い仕事が長期間続く

未経験採用では、エンジニア業務以外の仕事を経験する求人もあります。

その仕事自体を一律に否定する必要はありません。

ただし、開発やインフラを目指して入社するなら、IT業務へ移る条件と時期を確認してください。

「まず販売を経験すればITエンジニアになれる」と説明された場合は、実際の移行実績まで確認しましょう。

具体的な期間や事例が示されない場合は、入社後のキャリアを判断しにくくなります。

3.監視・テストから次の工程へ進む仕組みがない

運用監視やテストもIT業務の一部です。

一方、同じ定型作業だけが長期間続くと、次の転職で示せる経験が増えにくい場合があります。

そこで、構築、設計、開発、改善へ担当範囲を広げた社員の事例を確認します。

4.SES待機期間の待遇が分からない

案件終了後、次の配属まで期間が空く可能性があります。

そのため、待機中の勤務場所、研修、給与の扱いなどを入社前に確認しておきましょう。

5.評価制度とキャリアのつながりが見えない

入社後の成長を考えるなら、評価項目も確認します。

たとえば、資格、技術習得、改善活動、後輩支援などが評価へ反映されるかを見る方法があります。

また、昇給や担当工程を広げる条件が説明されているかも確認してください。

IT未経験 SES求人チェックリスト10項目

求人票だけでは分からない情報もあります。

そこで、面接や採用担当者への質問も含め、次の10項目を確認してください。

確認項目 質問例 確認したいポイント
研修内容 何を、どのくらいの期間学びますか? 教材、講師、演習内容が具体的か
研修中の待遇 研修期間中の給与・雇用条件は変わりますか? 条件が入社前に明示されるか
初回配属 未経験入社者は最初に何を担当していますか? 最近の具体的な配属例があるか
非IT業務 販売やコールセンター等への配属はありますか? ある場合は期間とIT業務へ移る条件
案件例 直近の未経験者が担当した案件を教えてください 仕事内容まで説明できるか
希望の反映 配属時に本人の希望はどのように確認されますか? 希望確認の仕組みがあるか
待機時の扱い 案件待機中は何をして過ごしますか? 勤務・研修・給与の説明があるか
評価制度 昇給や評価は何を基準に決まりますか? 技術・行動・役割などの評価項目
キャリア例 運用から構築、テストから開発へ進んだ例はありますか? 実在するキャリア事例があるか
定着状況 未経験入社者は現在どのような職種で働いていますか? 成功例だけでなく実態を説明できるか

チェック項目をすべて満たす会社だけが正解ではない

10項目は企業を機械的に合否判定するものではありません。

重要なのは、自分が希望するキャリアと会社の配属方針が一致しているかです。

そのため、回答内容を比較しながら応募先を判断してください。

IT未経験 SES面接で聞きたい質問テンプレ5選

質問1 直近1年間に未経験で入社した方は、現在どのような業務を担当していますか?

「未経験でも活躍できます」という説明より、実際の配属例を確認できます。

質問2 入社後、エンジニア業務以外へ配属される可能性はありますか?

可能性がある場合は、その目的、期間、IT業務へ移る条件も続けて確認してください。

質問3 運用・監視から構築、テストから開発へ進んだ社員の例を教えてください

次の工程へ進む仕組みが、実際に機能しているかを判断する材料になります。

質問4 案件終了から次の配属までの期間は、どのような働き方になりますか?

待機期間の研修、勤務場所、評価などを具体的に確認できます。

質問5 客先での業務指示は、どのような体制で受けますか?

自社側と客先側の役割を説明できるか確認してください。

案件そのものを見分けるポイントも確認する

配属ミスマッチを避けるSES案件チェックリスト7項目

IT未経験 SES以外も比較|エンジニアを目指す4つのルート

未経験からIT業界へ入る方法は、SESだけではありません。

そこで、自分が目指す仕事から入口を考えます。

1.開発職を目指す

プログラミング、Git、データベース、Webの基礎を学びます。

また、学習した内容を説明できる制作物があると、応募時の補足材料になります。

2.インフラから入る

Linux、ネットワーク、クラウドなどを学びます。

求人では監視だけでなく、構築補助へ進める環境か確認してください。

3.社内IT・サポートから入る

PC設定、アカウント管理、問い合わせ対応などから経験を積む方法があります。

その後、情報システムや業務改善へ担当範囲を広げるケースもあります。

4.現在の業界経験をITへつなげる

営業、接客、事務などで得た業界知識がIT企業で生かせる場合もあります。

導入支援やカスタマーサクセスなども含めて仕事内容を比較します。

資格取得だけをゴールにしない

資格は基礎知識を整理する方法の一つです。

ただし、取得しただけで希望職種への配属が決まるわけではありません。

そこで、学習内容と応募職種を結び付けて説明できる状態を目指します。

今後必要なスキルを公的資料でも確認できる

経済産業省の「デジタルスキル標準」では、デジタル人材に求められる役割やスキルが整理されています。

自分が将来どの領域へ進みたいかを考える際の参考資料として利用できます。

「IT未経験」だと思っていても実務経験がある人は別ルート

ここは重要です。

運用保守、テスト、インフラ、ヘルプデスクなどを仕事として担当しているなら、完全未経験者と同じ状態ではありません。

それでも「開発をしていないから未経験」と考え、未経験歓迎求人ばかり探す人がいます。

運用保守・テストもまず実務経験として棚卸しする

たとえば、障害対応ではログ調査や一次切り分けを行っている場合があります。

テスト業務でも、不具合の再現確認や開発担当との連携を経験しているかもしれません。

さらに、ヘルプデスクでは利用者からの聞き取りや問題の切り分けが材料になります。

こうした経験を「経験なし」と捨てず、案件、工程、技術、役割へ分解してください。

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自分のIT経験を一度整理したい場合

案件経歴、担当工程、技術、改善経験を整理できるSESスキルシートの記入例付きExcelを用意しています。

無料Excel付き|SESスキルシートの書き方と記入例

IT未経験 SES求人へ戻る前に市場価値を確認する

スキルを自分で整理できても、転職市場でどの求人と接点があるかは別の問題です。

さらに、自社開発、SIer、社内SEでは重視される経験も異なります。

そのため、実務経験者は完全未経験向けの募集だけに絞らず、現在の経歴から選べる求人を確認する方法があります。

PR・IT実務経験がある方向け 今のSES・運用保守・テスト経験を低く見積もっていませんか?

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自分で経歴を整理した後、「現在の経験でどの企業を狙えるか」「職務経歴書のどこを強調するか」まで確認したい場合の選択肢です。

TechGoで現在の経験から選べるIT求人を確認する

※求人紹介、書類通過、選考通過、年収アップを保証するものではありません。利用可否や紹介可能な求人、支援内容は経験・希望条件・採用状況などによって異なります。

職務経歴書へ変換する方法も確認する

案件と技術を棚卸ししたら、次は転職用の職務経歴書へ変換します。

運用保守・客先常駐経験を書類へ変える

客先常駐・運用保守経験を伝える職務経歴書の例文

IT実務経験者は自社開発・SIer・社内SEも比較する

実務経験が付いた後も、必ずSES企業からSES企業へ転職する必要はありません。

次に積みたい経験を基準として、複数のキャリアを比較できます。

自社開発を目指す場合

サービス開発へ継続的に関わりたい人は、開発対象や担当工程を確認します。

SIerを目指す場合

設計や顧客調整などへ担当範囲を広げたい場合は、SIerも候補になります。

社内SEを目指す場合

利用部門に近い位置でIT環境へ関わりたいなら、社内SEという選択肢もあります。

利用部門に近い働き方を比較する

社内SEの求人チェックリスト8項目・志望動機例文

IT未経験 SES求人で避けたい5つの思い込み

「未経験歓迎」なら希望職種へ必ず配属される

採用対象が広いことと、希望する仕事へ配属されることは別です。

そのため、未経験入社者の配属実績まで確認してください。

SESならすべてブラック企業である

事業形態だけで会社の良し悪しは決まりません。

一方、研修や配属の説明が曖昧なら慎重に確認する必要があります。

つまり、会社名や事業形態より実際の雇用条件と仕事内容を見ます。

数年働けば自動的に市場価値が上がる

在籍期間だけではなく、どの工程や技術を経験したかも重要です。

そのため、定期的に担当業務を棚卸ししましょう。

資格があれば実務経験がなくても高年収になる

取得した資格は学習内容を示す材料になります。

ただし、採用では求人に応じて実務経験や制作物なども確認されます。

転職エージェントへ登録すれば求人選びを任せてよい

支援サービスを使う場合でも、紹介された求人の仕事内容は自分で確認してください。

エージェントは判断材料を増やすために利用し、最終的な応募先は条件を比較して選びます。

IT未経験 SESについてよくある質問

Q1.IT未経験でSESへ入社するのはやめた方がよいですか?

一律に避ける必要はありません。まず、研修内容と未経験者の配属実績を確認してください。また、待機時の扱い、評価制度、次の工程へ進んだ社員の例も判断材料になります。

Q2.販売やコールセンター配属はIT経験になりますか?

顧客対応などの経験が役立つ場合はありますが、開発やインフラの実務経験と同じではありません。エンジニア職を希望する場合は、IT業務へ移る条件と時期を確認してください。

Q3.運用監視から自社開発へ転職できますか?

現在の経験と求人要件によって異なります。ログ調査、改善、スクリプト作成、クラウドなどの経験を整理し、不足する開発スキルがあれば学習や個人開発で補う方法があります。

Q4.未経験SES求人で最も確認した方がよいことは何ですか?

「実際の未経験入社者が現在何を担当しているか」を確認することが重要です。研修制度の説明だけでなく、研修後の配属実績まで聞くと入社後をイメージしやすくなります。

Q5.SESの待機期間は必ず発生しますか?

すべての会社・働き方で必ず発生するとは限りません。ただし、案件と案件の間が空く可能性を想定し、待機時の勤務方法や研修、待遇について入社前に確認しておくと安心です。

Q6.IT実務経験があるのに未経験求人へ応募してもよいですか?

応募自体はできますが、現在の経験を評価する求人を先に確認する方法もあります。運用保守、テスト、インフラ、ヘルプデスクなどの経験を棚卸しし、より担当範囲を広げられる求人と比較してください。

まとめ|IT未経験でSESを選ぶなら求人名より配属実績を見る

IT未経験でSES求人を見る場合、「SESだから危険」「未経験歓迎だから安心」という両極端な判断は避けましょう。

まず、研修内容と実際の配属例を確認します。

次に、担当工程を広げる仕組みがあるかを見てください。

また、待機時の扱いと評価制度も重要です。

応募前に確認したいポイント

  • 研修内容と研修中の待遇
  • 未経験入社者の具体的な配属実績
  • 非IT業務へ配属される可能性と期間
  • 運用・テストから次の工程へ進む仕組み
  • 待機中の勤務と待遇
  • 評価・昇給の基準
  • 本人の希望を確認する仕組み

IT実務経験があるなら未経験求人へ戻る前に確認する

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※紹介可能な求人や支援内容は経験、希望職種、勤務地、募集状況などによって異なります。

SES・ITエンジニアの実務ガイド

入社前・案件配属を確認する

実務経験が付いた後の転職を準備する

公的情報・参考資料

※本記事はIT未経験者がSES・IT求人を比較する際の一般的な情報です。研修内容、配属、仕事内容、待遇、評価制度は企業によって異なります。実際の応募時は求人票、労働条件通知書、雇用契約書、面接時の説明などをご確認ください。また、IT実務経験者向け転職サービスの利用可否や紹介求人は、各サービスの条件や募集状況によって異なります。情報確認日:2026年8月14日。

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