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SES待機期間とは?給与・何をする?長引くときの対処法【元人事が解説】

SES待機期間に次の案件と給与条件を確認するITエンジニア SES

SES待機期間に入り、給与や次の案件について不安になっていませんか。

「待機中も給料は全額もらえるのか」

「案件が決まるまで何をすればよいのか」

「1か月以上待機しているなら転職したほうがよいのか」

このような疑問を持つエンジニアは、まず会社から示された待機条件を確認する必要があります。

なぜなら、SES待機期間の扱いは会社や雇用契約によって異なるからです。

また、出社して研修を受ける場合と、自宅で待機する場合でも状況は変わります。

そこでこの記事では元人事の視点から、待機中の給与や過ごし方を整理します。

さらに、待機が長引いたときの確認項目や転職を考える判断材料まで解説します。

  1. SES待機期間とは?先に結論を確認
  2. SES待機期間の意味|案件終了から次の参画まで
    1. 案件終了から次の参画までに発生する期間
    2. 待機があるだけで会社の良し悪しは決まらない
    3. 正社員と業務委託では前提が違う
  3. SES待機期間の給与はどうなる?最初に確認すること
    1. 雇用契約書と就業規則から確認する
    2. 待機中でも会社指示の業務や研修を確認する
    3. 自宅待機の場合も給与条件を確認する
  4. SES待機期間で給与60%と言われたら休業手当を確認
    1. 使用者側の事情による休業には休業手当の規定がある
    2. 「60%」は月給をそのまま0.6倍する話ではない
  5. SES待機期間に有給休暇を使うよう言われたらどうする?
    1. 会社からの説明と社内制度を確認する
    2. 「待機だから有給」とだけ説明されたら理由を聞く
  6. SES待機期間が1か月・3か月なら長い?
    1. 期間だけで転職判断をしない
    2. SES待機期間が長引いたら5項目を確認する
    3. 何も決まらない状態が続くなら理由を聞く
    4. 転職を決める前に他社求人を確認してもよい
  7. SES待機期間中は何をする?5つの行動を整理
    1. 1.会社の指示と勤務ルールを確認する
    2. 2.次の案件で希望する条件を整理する
    3. 3.スキルシートを最新状態にする
    4. 4.次の工程に必要な学習を進める
    5. 5.自分の市場価値も確認しておく
  8. SES待機期間中に会社へ確認したい7つの質問
    1. 案件状況を確認する4つの質問
    2. 給与と勤務を確認する3つの質問
  9. SES待機期間で注意したい5つの状態
    1. 1.給与条件の説明が曖昧
    2. 2.案件提案の状況が分からない
    3. 3.希望と違う案件だけを急いで勧められる
    4. 4.待機中の過ごし方が決まっていない
    5. 5.同じ待機が何度も繰り返される
  10. SES待機期間中に転職すべき?3段階で考える
    1. 段階1.次の案件が具体的に進んでいる
    2. 段階2.案件は未定だが会社から説明がある
    3. 段階3.待遇も案件状況も分からない
  11. SES待機期間を理由に転職するときの退職理由・転職理由
    1. 会社への不満だけで終わらせない
    2. 次のキャリアを主語にして説明する
  12. SES待機期間後に同じ状況を避ける求人チェック
    1. 案件決定と待機時待遇を確認する
    2. 「待機率0%」だけで決めない
    3. 給与条件は入社前に確認する
  13. SES待機期間が続くなら転職先の種類も比較する
    1. 上流工程を経験したいならSIerも比較する
    2. 自社のIT環境に関わりたいなら社内SEも候補
    3. 開発を続けたいなら自社開発も確認する
  14. SES待機期間中にIT求人を比較して選択肢を持つ
    1. 経験者向け求人をTechGoで比較する
    2. IT・Web系の求人を別サービスでも比較する
  15. SES待機期間で確認するチェックリスト
    1. 給与・勤務について確認する
    2. 案件・キャリアについて確認する
  16. SES待機期間についてよくある質問
    1. Q1.SES待機期間とは何ですか?
    2. Q2.SES待機期間は給与を全額もらえますか?
    3. Q3.SES待機期間の給与は60%でよいのですか?
    4. Q4.待機中は何をすればよいですか?
    5. Q5.SES待機期間が1か月続いたら転職したほうがよいですか?
    6. Q6.待機が3か月続いたら会社を辞めるべきですか?
    7. Q7.SES待機期間に有給休暇を使うよう言われたらどうすればよいですか?
    8. Q8.待機中の給与について会社と話が合わない場合はどこへ相談できますか?
  17. まとめ|SES待機期間は長さより給与・案件・会社対応を見る
    1. 待機中に優先して確認すること
    2. 今後のキャリアについて確認すること
    3. 待機が長引くなら求人比較をしてから転職判断する
  18. SES・ITエンジニアの関連記事
    1. 案件配属・転職活動に役立つ記事
    2. 次のキャリアを比較する記事
    3. 公的情報・参考資料

SES待機期間とは?先に結論を確認

先に結論

SES待機期間が発生しただけで、すぐに転職する必要はありません。

まず、待機中の給与と勤務扱いを確認してください。

次に、どのような案件へ提案されているのかを聞きます。

さらに、次の参画時期や研修制度も確認しましょう。

一方、給与条件が不明確なまま待機が続く場合は注意が必要です。

つまり、期間の長さだけでなく「待遇・案件提案・会社の説明」の3点で判断します。

SES待機期間の意味|案件終了から次の参画まで

SESでは、一つの案件が終了してから次の案件へ参画するまで時間が空く場合があります。

この空白期間が、一般にSES待機期間と呼ばれています。

案件終了から次の参画までに発生する期間

たとえば、3月末に現在の案件が終了するとします。

次の案件への参画が4月中旬なら、その間に空白期間が生じます。

会社によっては、この期間に社内業務や研修を行います。

一方、自宅で次の案件決定を待つケースもあります。

待機があるだけで会社の良し悪しは決まらない

案件の終了時期と次のプロジェクト開始日は、必ず一致するとは限りません。

また、顧客面談や契約手続きに時間がかかる場合もあります。

そのため、短い待機が発生したことだけで会社を判断する必要はありません。

重要なのは、待機が発生した理由だけではありません。

会社が次の案件へ向けてどう動いているかも確認します。

案件提案、営業からの連絡、給与条件、研修内容まで見てください。

正社員と業務委託では前提が違う

なお、本記事では会社と雇用契約を結んでいるエンジニアを主に想定しています。

フリーランスや業務委託では、契約終了後の報酬について前提が異なります。

そのため、自分がどの契約形態なのか最初に確認してください。

SES待機期間の給与はどうなる?最初に確認すること

SES待機期間に入ったとき、多くの人が気になるのが給与です。

ただし、「SESの待機なら一律に給与は○%」とは言えません。

雇用契約書と就業規則から確認する

最初に見るのは、自分の労働条件です。

  • 基本給
  • 職務手当
  • 案件参画中だけ付く手当
  • 待機時の給与規定
  • 勤務場所
  • 研修中の扱い
  • 休業時の扱い

給与の内訳に案件参画時だけ支給される手当がある場合は、その条件を確認してください。

また、求人票だけではなく労働条件通知書や就業規則を見ることが重要です。

待機中でも会社指示の業務や研修を確認する

会社から出社を求められることがあります。

さらに、社内業務や研修を指示されるケースもあるでしょう。

その場合は、勤務時間や給与がどのように扱われるのか確認してください。

自己判断で「待機だから仕事ではない」と決めないことが大切です。

自宅待機の場合も給与条件を確認する

一方、自宅で次の案件を待つよう求められる場合もあります。

その際は、勤務扱い、連絡方法、給与の扱いを具体的に聞きます。

会社からどのような指示が出ているのかも整理してください。

SES待機期間で給与60%と言われたら休業手当を確認

「待機中は給与が60%になる」と説明されるケースがあります。

ここで確認したいのが、労働基準法第26条の休業手当です。

使用者側の事情による休業には休業手当の規定がある

使用者の責に帰すべき事由による休業では、休業手当に関する規定があります。

この場合、平均賃金の100分の60以上が基準になります。

ただし、「SES待機期間なら自動的に月給の60%になる」という意味ではありません。

実際の勤務状況や会社からの指示を確認することが重要です。

「60%」は月給をそのまま0.6倍する話ではない

休業手当では「平均賃金」が基準になります。

そのため、単純に毎月の額面給与へ60%を掛けるとは限りません。

会社から説明を受ける際は、計算根拠も確認してください。

待機中の給与が大きく減る場合は、理由と計算方法を確認しましょう。

特に「SESだから待機中は無給」とだけ説明された場合は、雇用契約や勤務状況を整理してください。

説明を受けても疑問が残る場合は、公的な相談窓口へ確認する方法もあります。

SES待機期間に有給休暇を使うよう言われたらどうする?

案件がない期間に、有給休暇の取得を案内されることもあります。

この場合は、どのような扱いで有給を取得するのか確認してください。

会社からの説明と社内制度を確認する

自分から申請する有給なのかを確認します。

一方、会社側から取得日について案内されるケースもあります。

そこで、就業規則や社内制度を確認してください。

分からない点は、人事や労務担当へ質問すると整理しやすくなります。

「待機だから有給」とだけ説明されたら理由を聞く

大切なのは、理由を確認しないまま有給残日数だけを減らさないことです。

まず、会社から説明を受けます。

そのうえで、社内規程や自分の取得状況を確認してください。

疑問が残る場合は、公的な相談窓口へ相談する方法もあります。

SES待機期間が1か月・3か月なら長い?

SES待機期間が続くと、「何か月なら危険なのか」と考えやすくなります。

しかし、期間だけで会社や転職の必要性を判断するのは早いでしょう。

期間だけで転職判断をしない

たとえば、短期間でも給与が大きく変わるなら生活への影響があります。

一方、少し長くても給与が維持され、具体的な案件提案が続いている場合もあります。

そこで、日数だけでなく状況全体を見ます。

SES待機期間が長引いたら5項目を確認する

確認項目 見るポイント
給与 待機前と比べて何が変わるのか
案件提案 具体的な案件紹介や面談が進んでいるか
会社の説明 次の動きと見通しを説明しているか
待機中の仕事 研修・社内業務・学習環境があるか
キャリア 希望工程につながる案件が提案されているか

何も決まらない状態が続くなら理由を聞く

案件面談へ進まない場合は、その理由を確認します。

技術条件が合っていない可能性があります。

また、希望勤務地や経験年数が影響している場合もあるでしょう。

そこで、「待ってください」だけではなく具体的な課題を聞いてください。

転職を決める前に他社求人を確認してもよい

待機が長引いても、すぐ退職を決める必要はありません。

一方、現在の経験で他社からどのような求人を選べるのか知っておくと、会社に残る場合にも比較材料になります。

今の経験で選べる求人だけ先に確認する

開発、インフラ、運用保守などの実務経験がある場合は、待機中にITエンジニア向け求人を比較する方法もあります。

TechGoで現在の経験から選べるIT求人を確認する

※この時点で転職を決める必要はありません。求人紹介、選考通過、年収アップを保証するものではなく、紹介可能な求人や支援内容は経験・希望条件・採用状況などによって異なります。

SES待機期間中は何をする?5つの行動を整理

SES待機期間を有効に使いたい人も多いでしょう。

ただし、勤務時間中は会社の指示を確認することが前提です。

1.会社の指示と勤務ルールを確認する

まず、出社なのか在宅なのか確認します。

次に、勤務時間と連絡方法を把握してください。

また、研修や資格学習を指示されている場合は内容を確認します。

2.次の案件で希望する条件を整理する

待機中は、次の案件を考えるタイミングでもあります。

  • 担当したい工程
  • 使いたい技術
  • 避けたい業務
  • 希望勤務地
  • リモート条件
  • チーム体制
  • 夜間・休日対応

希望を「開発案件がいい」だけで終わらせないことが重要です。

たとえば、「Javaの実装経験を増やしたい」まで具体化します。

3.スキルシートを最新状態にする

次の案件提案では、スキルシートが使われることがあります。

そこで、直前の案件を追加してください。

担当工程、技術、役割、成果まで整理します。

4.次の工程に必要な学習を進める

さらに、希望案件との差を確認します。

たとえば、AWS運用から構築へ進みたい場合があります。

その場合は、構築で必要になる知識を整理するとよいでしょう。

ただし、資格を取れば必ず希望案件へ入れるわけではありません。

5.自分の市場価値も確認しておく

待機が長引いてから慌てて転職活動を始める必要はありません。

今の経験でどの求人へ応募できるか確認しておく方法もあります。

その結果、現在の会社に残る場合でも比較材料を持てます。

SES待機期間中に会社へ確認したい7つの質問

不安を減らすには、営業担当や上司へ具体的に質問します。

曖昧な「いつ決まりますか」だけではなく、項目を分けましょう。

案件状況を確認する4つの質問

  • 現在、どのような案件へ提案されていますか
  • 面談予定になっている案件はありますか
  • 自分の経歴で案件決定の障害になっている点はありますか
  • 次の案件で想定している担当工程を教えてください

給与と勤務を確認する3つの質問

  • 待機期間中の給与は通常時と何が変わりますか
  • 出社・在宅・研修はどのような勤務扱いですか
  • 待機が続いた場合に給与条件は変わりますか

質問した内容は、自分でも整理しておきましょう。

特に給与や勤務条件に変更がある場合は、口頭説明だけでなく規程や書面も確認すると判断しやすくなります。

SES待機期間で注意したい5つの状態

SES待機期間が発生したこと自体より、その後の会社対応を見ます。

1.給与条件の説明が曖昧

待機後にいくら支給されるのか分からない状態は避けたいところです。

まず、基本給と手当の変化を確認してください。

加えて、変更の根拠となる規程も見ます。

2.案件提案の状況が分からない

営業活動について何も説明がない状態も不安につながります。

案件名の詳細をすべて開示できないケースはあるでしょう。

ただし、提案が進んでいるかどうかは確認できます。

3.希望と違う案件だけを急いで勧められる

待機を解消するため、案件参画を急ぐ場合もあります。

そこで、自分のキャリアとの接点を確認してください。

仕事内容を見ずに参画すると、別のミスマッチにつながります。

4.待機中の過ごし方が決まっていない

また、「家で待っていてください」だけで連絡がないケースも考えられます。

勤務扱い、連絡方法、研修の有無を確認しましょう。

次回の営業連絡日を決めてもらう方法もあります。

5.同じ待機が何度も繰り返される

一度の待機だけでは判断できません。

しかし、案件終了のたびに長い空白が生じるなら確認が必要です。

会社の案件獲得状況だけでなく、自分のスキルとのミスマッチも整理してください。

SES待機期間中に転職すべき?3段階で考える

SES待機期間が始まったからといって、すぐ退職届を出す必要はありません。

次の3段階で状況を分けると判断しやすくなります。

段階1.次の案件が具体的に進んでいる

案件提案や面談が進んでいるなら、まず内容を確認します。

希望する工程と一致しているかを見てください。

給与や勤務条件に問題がなければ、転職を急がない選択肢もあります。

段階2.案件は未定だが会社から説明がある

次の案件がまだ決まっていなくても、定期的な説明がある場合があります。

その際は、いつまで現在の動きを続けるのか確認します。

並行して職務経歴書を更新しておくと、選択肢を持ちやすくなります。

段階3.待遇も案件状況も分からない

一方、給与が不安定で案件提案も見えない場合は注意します。

何度確認しても具体的な説明がないなら、他社求人との比較を始める方法があります。

現在の経験で選べる会社を確認するだけでも、残るか転職するかの判断材料になります。

元人事の視点

「待機が何日続いたら辞める」と日数だけで決める必要はありません。

最初に見るのは、給与が安定しているかです。

次に、会社が次の案件へ向けて具体的に動いているかを確認します。

さらに、提案される案件が自分のキャリアにつながるかまで見てください。

SES待機期間を理由に転職するときの退職理由・転職理由

SES待機期間が転職のきっかけになることはあります。

ただし、「案件が決まらないから辞めます」だけでは次の目的が伝わりません。

会社への不満だけで終わらせない

避けたい伝え方

待機ばかりで会社の営業力が弱いと思ったので転職します。

改善例

これまで運用と障害対応を経験したため、今後はインフラ構築まで継続して経験できる環境で担当範囲を広げたいと考えています。

次のキャリアを主語にして説明する

面接では、現在の会社を批判する必要はありません。

まず、これまで担当した仕事を説明します。

その後、次に経験したい工程へつなげてください。

SES待機期間後に同じ状況を避ける求人チェック

転職する場合は、「待機がありません」という言葉だけで判断しないようにします。

実際の案件決定方法まで確認してください。

案件決定と待機時待遇を確認する

確認項目 質問する内容
案件決定時期 入社前と入社後のどちらで案件を決めるか
待機時給与 基本給・手当がどのように扱われるか
案件提案 希望条件をどのように確認するか
営業体制 エンジニアと営業がどの頻度で面談するか
案件終了前 次案件の提案をいつから始めるか
待機中研修 研修・資格学習・社内業務があるか
キャリア変更 希望工程へ移る場合の仕組みがあるか

「待機率0%」だけで決めない

数字だけでは、自分がどの案件へ入るのか分かりません。

むしろ、待機を減らすため希望と違う案件へ急いで配属される可能性も確認する必要があります。

そこで、案件決定の仕組みと本人希望の扱いをセットで聞きましょう。

給与条件は入社前に確認する

また、待機時の待遇は入社してから初めて知る内容にしないことが大切です。

基本給だけでなく手当も確認してください。

さらに、待機時に変更される項目があるか質問します。

SES待機期間が続くなら転職先の種類も比較する

現在の会社で希望案件が見つからない場合、転職先の選択肢を広げる方法があります。

ただし、「SES以外なら何でもよい」と考えないことが重要です。

上流工程を経験したいならSIerも比較する

設計や顧客調整へ担当を広げたい人は、SIer求人を比較できます。

一方、SIerでも客先勤務があるため仕事内容の確認は必要です。

自社のIT環境に関わりたいなら社内SEも候補

一つの企業のシステムへ継続して関わりたい人もいるでしょう。

その場合は、社内SEを比較する方法があります。

ただし、社内SEも会社によって担当業務が大きく異なります。

開発を続けたいなら自社開発も確認する

自分でコードを書く仕事を続けたい人は、自社開発も候補になります。

まず、使用技術と開発工程を確認してください。

そのうえで、現在の経験との差を整理します。

SES待機期間中にIT求人を比較して選択肢を持つ

SES待機期間だからといって、必ず転職する必要はありません。

一方、現在の経験で選べる求人を知っておくことは判断材料になります。

経験者向け求人をTechGoで比較する

開発、インフラ、運用保守などの実務経験があり、現在のSES経験から次のキャリアを比較したい場合は、ITエンジニア向け転職支援を利用する方法もあります。

自分だけで求人を探す場合と違い、応募書類や選考対策も含めて確認できる点が相談サービスを使う理由になります。

TechGoで現在の経験から選べるIT求人を確認する

※求人紹介、選考通過、年収アップを保証するものではありません。紹介可能な求人や支援内容は経験、希望条件、採用状況などによって異なります。

IT・Web系の求人を別サービスでも比較する

SIerや社内SEだけに限定せず求人を見たい人もいるでしょう。

その場合は、担当工程、勤務場所、待機時の待遇などを比較してください。

GeeklyのIT転職支援内容を確認する

※紹介可能な求人や支援内容は、経験、希望職種、勤務地、採用状況などによって異なります。

SES待機期間で確認するチェックリスト

SES待機期間へ入ったら、次の項目を順番に確認してください。

給与・勤務について確認する

  • 自分の雇用契約を確認した
  • 待機中の給与額と内訳を確認した
  • 手当が変わる条件を確認した
  • 出社・在宅など勤務方法を確認した
  • 研修や社内業務の指示を確認した

案件・キャリアについて確認する

  • 現在の案件提案状況を聞いた
  • 次回の営業連絡日を確認した
  • 希望する担当工程を営業へ伝えた
  • スキルシートを更新した
  • 次に必要な技術を整理した
  • 待機が続いた場合の待遇を確認した
  • 他社求人も比較できる状態にした

元人事の視点

待機中に最も避けたいのは、状況が分からないまま時間だけが過ぎることです。

最初に、給与と勤務条件を確認してください。

続いて、営業がどの案件へ動いているのかを聞きます。

そのうえで、自分が次に積みたい経験と一致しているかを判断しましょう。

SES待機期間についてよくある質問

Q1.SES待機期間とは何ですか?

一つの案件が終了してから次の案件へ参画するまでの期間を、一般にSES待機期間と呼ぶことがあります。会社によって、社内勤務、研修、自宅での待機など扱いは異なります。そのため、勤務方法と給与条件を個別に確認してください。

Q2.SES待機期間は給与を全額もらえますか?

会社の給与制度、勤務状況、雇用契約などによって異なります。まず、基本給と各手当の扱いを確認してください。また、会社の指示で業務や研修を行う場合と、自宅で待機する場合では状況が異なることがあります。

Q3.SES待機期間の給与は60%でよいのですか?

「SESだから一律60%」というルールではありません。使用者の責に帰すべき事由による休業については、平均賃金の60%以上の休業手当が定められています。ただし、単純に毎月の月給を0.6倍するという意味ではありません。

Q4.待機中は何をすればよいですか?

まず会社からの勤務指示を確認します。そのうえで、スキルシートの更新、次案件の希望条件整理、必要な技術の学習などを進める方法があります。勤務時間中に何を行うかは、所属会社のルールや指示も確認してください。

Q5.SES待機期間が1か月続いたら転職したほうがよいですか?

期間だけで判断する必要はありません。給与が維持されているか、案件提案が進んでいるか、会社から具体的な説明があるかを確認してください。また、提案される案件が今後のキャリアと合っているかも重要です。

Q6.待機が3か月続いたら会社を辞めるべきですか?

一律に退職すべきとは言えません。ただし、案件提案が長期間進まず、給与や今後の見通しも不明確な場合は、他社求人を比較する意味があります。まず現在の状況を会社へ確認し、その回答を材料に判断してください。

Q7.SES待機期間に有給休暇を使うよう言われたらどうすればよいですか?

まず、会社からどのような扱いで取得するのか説明を受けてください。就業規則や自分の有給取得状況も確認します。疑問が残る場合は、人事・労務担当へ確認したうえで、公的な相談窓口へ相談する方法があります。

Q8.待機中の給与について会社と話が合わない場合はどこへ相談できますか?

労働条件について疑問やトラブルがある場合は、総合労働相談コーナーなどの公的窓口へ相談できます。労働条件通知書、就業規則、給与明細、会社から受けた説明などを整理しておくと相談しやすくなります。

まとめ|SES待機期間は長さより給与・案件・会社対応を見る

SES待機期間に入っても、すぐ会社を辞める必要はありません。

まず、給与と勤務条件を確認してください。

次に、会社が次の案件へ向けてどのように動いているかを聞きます。

さらに、自分のキャリアにつながる案件が提案されているかを確認しましょう。

待機中に優先して確認すること

  • 待機が発生しただけで会社の良し悪しを決めない
  • 雇用契約書と就業規則を確認する
  • 給与と手当の変化を具体的に聞く
  • 会社指示の研修は勤務扱いも確認する
  • 休業手当を単純に月給60%と考えない
  • 有給休暇の扱いは会社へ確認する

今後のキャリアについて確認すること

  • 待機期間の日数だけで転職を判断しない
  • 案件提案の進捗を営業へ確認する
  • スキルシートと希望工程を更新する
  • 待遇や案件状況が不明確なら他社求人も比較する

つまり、重要なのは「何か月待機したか」だけではありません。

その間の給与、会社の対応、次の案件、キャリアへの影響をまとめて判断してください。

待機が長引くなら求人比較をしてから転職判断する

退職を決める前に、現在の市場価値を比較しておく

現在の会社をすぐ辞める必要はありません。

ただし、案件提案が進まない状態が続くなら、今の経験でどのようなIT求人を選べるのか確認しておくと判断材料になります。

開発、インフラ、運用保守などの実務経験がある場合は、次の担当工程や働き方を含めて相談する方法もあります。

TechGoで現在の経験から選べるIT求人を確認する

※転職を急ぐ必要はありません。求人紹介、選考通過、年収アップを保証するものではなく、紹介可能な求人や支援内容は経験・希望条件・採用状況などによって異なります。

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公的情報・参考資料

※本記事は、会社と雇用契約を結ぶSESエンジニアを主に想定した一般的な情報です。待機中の賃金、休業手当、有給休暇、勤務時間などの扱いは、雇用契約、就業規則、会社からの指示、実際の勤務状況によって異なる場合があります。個別の労働条件について疑問がある場合は、勤務先へ確認するとともに、必要に応じて公的な相談窓口をご利用ください。情報確認日:2026年8月14日。

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