新人として入社したのに、雑用ばかりで本来の仕事を任せてもらえない。そんな状態が続くと、このままでよいのか不安になりますよね。
新人が雑用ばかり任されるのは、仕事を覚える前の準備期間であることが多いです。ただし、期間が長すぎる場合は、自分から動くことで状況を変えられます。
新人が雑用ばかり任される理由
職場の流れを覚えてほしい
コピーや資料の整理などの雑用は、職場の仕事の流れを知る機会になります。なぜなら、誰がどんな仕事をしているのかが、自然と分かってくるからです。
教える余裕がない
先輩や上司が忙しく、まとまった仕事を教える時間がないこともあります。そのため、手が空いた新人に、すぐできる作業を頼んでいる状態です。
任せる仕事の準備ができていない
新人向けの研修や仕事の計画が、整っていない職場もあります。なお、研修がない職場の悩みは、入社後に研修がないときの対処法でまとめています。
雑用ばかりの期間の目安
入社して1〜2か月は、雑用が多くても珍しくありません。一方で、半年たっても変わらない場合は、上司に相談したほうがよいでしょう。
| 入社からの期間 | 考え方 |
|---|---|
| 1〜2か月 | 職場に慣れる準備期間 |
| 3〜5か月 | 少しずつ業務が増えるか様子を見る |
| 半年以上 | 上司に今後の予定を相談する |
雑用ばかりの状態から抜け出す方法
任された作業を丁寧に早く終わらせる
雑用を正確にこなすと、「この人なら任せられる」と思ってもらえます。つまり、小さな仕事の積み重ねが信頼になると考えましょう。
雑用の中で仕事を学ぶ
例えば、資料をコピーするときに、内容に目を通してみましょう。また、会議の準備をしながら、どんな話がされているかを知ることもできます。
自分から仕事を頼む
手が空いたときに「何かお手伝いできることはありますか」と聞くのも一つの方法です。そして、少し難しい仕事を頼まれたら、積極的に引き受けましょう。
上司に今後の予定を聞く
いつ頃からどんな仕事を任せてもらえるのか、上司に聞いてみましょう。ただし、責める言い方にならないよう、意欲を伝える形で話すのがコツです。
聞き方の例
「今後、どのような仕事を担当できるようになればよいでしょうか。」
「〇〇の業務にも挑戦してみたいと考えています。」
雑用ばかりのときに避けたいこと
- 雑用を雑にこなして不満を態度に出す
- 他の新人と比べて落ち込む
- 何も相談せずに辞めると決める
不満が態度に出ると、さらに仕事を任されにくくなります。だからこそ、つらいときほど、丁寧な仕事を心がけましょう。
なお、相談しても状況が変わらず、仕事が覚えられないまま辞めたいと感じることもあるでしょう。その場合は、仕事を覚えられなくて辞めたいときの考え方で判断の目安を確認してください。
雑用から仕事を広げた人の例
雑用をきっかけに、任される仕事が増えることもあります。例えば、次のような流れがあります。
例
会議資料のコピーを頼まれたときに、内容の誤字に気づいて報告した。
その後、資料の確認を任されるようになった。
半年後には、資料の作成そのものを担当するようになった。
このように、雑用でも、少しの工夫や気づきが評価につながります。頼まれたこと+一つの気づきを意識すると、信頼されやすくなります。
新人が雑用ばかりのときのよくある質問
同期は仕事を任されているのに自分だけ雑用です
配属先によって、仕事を任されるペースは違います。そのため、同期と比べすぎず、自分の部署の流れに目を向けましょう。
気になる場合は、上司に今後の予定を聞いてみると安心できます。
雑用を断ってもいいですか
新人のうちは、雑用を断るのは避けたほうが無難です。ただし、本来の業務に支障が出るほど多い場合は、上司に相談しましょう。
雑用ばかりで成長できないと感じます
雑用の中にも、仕事の流れや社内の人を知る機会があります。また、空いた時間に業務のマニュアルを読むなど、自分で学ぶ工夫もできます。
雑用を任されるのは期待されていないから?
そうとは限りません。新人に雑用を任せるのは、職場に慣れてもらうための一般的な方法です。そのため、丁寧にこなすことで、次の仕事につながります。
雑用の時期にしておきたい準備
雑用が多い時期は、次の仕事に備える準備期間と考えることもできます。
- 業務で使う用語を調べてメモにまとめる
- 先輩の仕事の進め方を観察する
- 社内の人の名前と担当を覚える
このように、仕事を任されたときにすぐ動ける準備をしておくと評価につながります。準備ができている新人は、上司も仕事を任せやすくなります。
どの職場でも、最初から大きな仕事を任される新人は多くありません。また、今の時期にしかできない学びもあると考え、前向きに取り組みましょう。さらに、雑用を通して社内の人とつながりを作っておくと、仕事を任されたときに助けを求めやすくなります。まずは焦らず、できることから積み重ねてください。
まとめ|新人の雑用ばかりは期間と行動で変えられる
- 新人が雑用ばかりなのは、準備期間であることが多い
- 半年以上変わらなければ上司に相談する
- 雑用を丁寧にこなし、その中で仕事を学ぶ
- 自分から仕事を頼み、意欲を伝える

コメント