明日が最終出社日なのに、当日に何をすればよいのか整理できていない人もいるでしょう。挨拶、片付け、返却物など、やることが多く感じますよね。
最終出社日にやることは、「朝」「日中」「夕方」の3つの時間に分けると、迷わずに進められます。そこで、当日の流れとチェックリストを紹介します。もらう書類や返すものの詳しい一覧は、それぞれの記事で確認できるようにしています。
最終出社日の前日までに済ませておくこと
当日に慌てないよう、前日までに次のことを済ませておきましょう。
- 引き継ぎの資料を完成させ、後任に渡す
- 私物を少しずつ持ち帰る
- 退職メールの文面を用意しておく
- 渡すお菓子などを準備する
特に、私物は当日に一度で持ち帰ろうとすると大変です。そのため、数日前から少しずつ減らしておくと安心です。
最終出社日にやること|朝
上司に今日の予定を確認する
まず、出社したら上司に一日の予定を確認しましょう。例えば、挨拶の時間や、返却物の受け渡しの時間です。
引き継ぎの最終確認をする
次に、後任と引き継ぎの内容を最終確認します。特に、共有フォルダの場所や、取引先の連絡先などに抜けがないかを確かめましょう。個人のパスワードは後任に教えず、システムの権限は会社の決まった手続きで移します。
最終出社日にやること|日中
お世話になった人に挨拶する
日中は、関わりのあった人に直接挨拶をして回ります。相手の手が空いている時間を選ぶと丁寧です。
お菓子を配る場合の渡し方は、退職時のお菓子の選び方と渡し方で紹介しています。
パソコンとデータを整理する
さらに、仕事のファイルは決められた場所に移します。個人的なデータを消してよいかは、会社の規程や担当者の指示を確認しましょう。ただし、会社のデータを勝手に消したり、持ち出したりしてはいけません。
デスクを片付ける
また、机の中や引き出しを空にし、ごみを片付けます。共用の文房具などは、元の場所に戻しましょう。
最終出社日にやること|夕方
退職メールを送る
夕方には、社内や取引先に退職メールを送るのが一般的です。送る時間帯と文面の例は、最終出社日に送る退職メールの例文にまとめています。
返却物を返し、書類を確認する
そのうえで、社員証やパソコンなどの貸与品を返却します。あわせて、退職後に受け取る書類の予定も確認しましょう。返すものと受け取る書類の一覧は、退職時にもらう書類と返すもので確認できます。
なお、貸与品の返し方は、会社の規程や担当者の指示に従いましょう。一方で、会社に預けている自分の金品がある場合の決まりもあります。労働基準法第23条では、退職した人が請求すれば、会社は7日以内に賃金を支払い、本人の金品を返すと定めています。条文はe-Gov法令検索の労働基準法で確認できます。
最後の挨拶をして退社する
最後に、上司やチームに改めてお礼を伝えて退社します。
最終出社日のチェックリスト
| 時間 | やること | 済 |
|---|---|---|
| 朝 | 上司に予定を確認する | □ |
| 朝 | 引き継ぎの最終確認をする | □ |
| 日中 | 関わりのあった人に挨拶する | □ |
| 日中 | パソコンとデスクを整理する | □ |
| 夕方 | 退職メールを送る | □ |
| 夕方 | 返却物を返し、書類の予定を確認する | □ |
| 夕方 | 最後の挨拶をして退社する | □ |
このように一覧にしておくと、当日にやり忘れを防げます。
最終出社日でよくある質問
挨拶のスピーチを頼まれたら?
1分ほどで、お礼と今後の抱負を短く話せば十分です。例えば「皆さんに教わったことを、次の職場でも生かします」のように話します。
有給消化で最終出社日が早まる場合は?
最終出社日のあとに有給消化がある場合も、当日の流れは同じです。とはいえ、退職日までの連絡方法は上司と決めておきましょう。
定時で帰ってもいい?
引き継ぎと挨拶が終わっていれば、定時で帰って問題ありません。
最終出社日の挨拶のコツ
最終出社日の挨拶は、短くても気持ちが伝わります。そこで、次の点を意識しましょう。
- 相手の名前を呼んでお礼を伝える
- 一緒にした仕事の思い出を一言添える
- 退職理由や転職先の話は長くしない
例えば「〇〇さん、あの案件では本当にお世話になりました」のように伝えると、丁寧な印象になります。
また、相手が忙しそうなときは、無理に話しかけず、メールでお礼を伝える方法もあります。そのため、挨拶の順番は、相手の予定に合わせて決めましょう。
最終出社日に起こりやすいトラブル
最終出社日には、思わぬトラブルが起こることもあります。例えば、次のようなことです。
- 返却するはずの物が見つからない
- 引き継ぎの内容に抜けがあった
- 書類の受け取り方法が決まっていない
特に、返却物は前日までに場所を確認しておきましょう。つまり、当日に探し回らないよう準備しておくことが大切です。
さらに、退職後に連絡が必要になる場合に備えて、上司と連絡方法を決めておくと安心です。とはいえ、個人の連絡先を教えるかどうかは、自分で決めて構いません。
このように、前日までの準備と当日の確認で、最終出社日を落ち着いて終えられます。
最終出社日は、これまでの感謝を伝える大切な日です。そこで、やることを早めに整理しておきましょう。そうすれば、当日は挨拶に時間を使えます。特に、お世話になった人への挨拶は、最後まで丁寧に行いましょう。
まとめ|最終出社日にやることは時間ごとに整理する
- 前日までに、引き継ぎと私物の持ち帰りを済ませる
- 朝は、予定と引き継ぎを確認する
- 日中は、挨拶とパソコン・デスクの整理をする
- 夕方は、退職メール、返却、最後の挨拶をする

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